ベンチマーク(TPC・SPEC)とは?べんちまーく
ベンチマーク(TPC・SPEC)とは、あらかじめ内容を決めたプログラムを実際に走らせ、機種ごとの性能を同じものさしで比べる測定方法、またはその測定用プログラム。TPCは取引処理のような業務を想定した指標、SPECはプロセッサの計算能力そのものを測る指標、と対象が分かれている。
最終更新:2026-10-09
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カタログに載る動作周波数や理論上の演算回数だけでは、実際にどれだけ速いかは分からない。命令の作り、キャッシュ、記憶装置の速さが絡み合うため、同じ周波数でも実行時間は変わる。各社が都合のよい条件で数字を出せば比較にならないので、業界団体が測定に使うプログラムと報告の作法まで決め、誰が測っても並べられる数字にした。
具体例
SPECの整数演算の指標(SPECint)はプロセッサ単体の力を比べるのに使われ、TPCの指標は1分間にいくつの取引を処理できるかで比べる。自分のパソコンで同じ作業をさせて何秒かかったか測る行為を、業界全体で規格にしたものと考えるとよい。
試験での引っ掛け
公表値は測定条件を最も有利に整えた状態の数字で、自分がやりたい処理の速さとは一致しない。値が大きい機種を選べば速いとは限らない。TPCは業務処理向け、SPECはプロセッサ向けという測る対象の違いも取り違えやすい。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問13(IPA)
ベンチマークテストの説明として,適切なものはどれか。
正解:使用目的に合わせて選定した標準的なプログラムを実行させ,システムの処理性能を測定する。
要点:ベンチマークは標準プログラムを実行して性能を実測する
ベンチマークテストは、あらかじめ標準として定めた代表的なプログラムを実際に走らせ、その所要時間などで性能を測る方法です。実測値なので、異なる構成のシステム同士を同じ土俵で比較できます。用途に近いプログラムを選ばないと実運用の性能を反映しない点が注意事項です。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 2. システムの評価指標 > (1) システムの性能特性と評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。