TLS(SSL)による通信の暗号化とは?
TLS(SSL)による通信の暗号化とは、トランスポート層の上で通信路を保護する仕組み。ハンドシェイクで暗号スイートを合意し、サーバを証明書で認証したうえで共通鍵を共有し、以降は共通鍵暗号で本文を、MACやAEADで完全性を守る。応用情報では「どの層で何を守るのか」「認証と暗号化のどちらを担うのか」が問われる。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
てぃーえるえすによるつうしんのあんごうか
TLS(SSL)による通信の暗号化の意味
トランスポート層の上で通信路を保護する仕組み。ハンドシェイクで暗号スイートを合意し、サーバを証明書で認証したうえで共通鍵を共有し、以降は共通鍵暗号で本文を、MACやAEADで完全性を守る。応用情報では「どの層で何を守るのか」「認証と暗号化のどちらを担うのか」が問われる。
TLS(SSL)による通信の暗号化の具体例
HTTPSではTCP接続確立後にTLSハンドシェイクが走り、TLS 1.3では往復1回で鍵合意まで終わる。負荷分散装置でTLSを終端すると、その先の内部区間は平文になるため、内部区間も暗号化するか物理的に保護された経路に限定するかを設計時に決める。
TLS(SSL)による通信の暗号化は試験でどう引っ掛けられる?
TLSは「盗聴・改ざん・なりすまし」を防ぐが、サーバ内部に保存されたデータや、アプリケーションの脆弱性は一切守らない。証明書があること=安全なサイトではなく、証明書はドメインの正当性を示すだけである点も混同されやすい。
TLS(SSL)による通信の暗号化と関連する用語
TLS(SSL)による通信の暗号化が出た過去問
図のような構成と通信サービスのシステムにおいて,Webアプリケーションの脆弱性対策のためのWAFの設置場所として,最も適切な箇所はどこか。ここで,WAFには通信…
正解:c
要点:WAFは復号後の平文HTTP区間に置かないと検査できない
WAFはHTTPの中身(リクエストのパラメタなど)を検査してWebアプリケーションへの攻撃を防ぐ装置である。本問のWAFは暗号化・復号の機能をもたないため、HTTPSで暗号化されたままの区間に置いても中身を検査できない。SSLアクセラレータで復号された後、Webサーバの手前にあたる平文HTTPの区間に設置するのが適切である。
出典:令和5年度 (公開問題) 基本情報技術者試験 kamokuA 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。