GIS(地理情報システム)とは?じーあいえす
GIS(地理情報システム)とは、位置と結び付いたデータを地図の上に層(レイヤ)として重ね、表示・検索・分析するシステム。人口統計、道路網、店舗、浸水想定などを重ねることで、表のままでは見えない地理的な偏りや近さの関係を読み取れる。GPSなどで測った位置データを取り込んで使う点も押さえておきたい。
最終更新:2026-10-09
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地図と統計表は昔から別々にあった。紙の地図に人口や売上を書き込む作業は手間がかかり、条件を変えるたびに書き直しになるため、「駅から500m以内で高齢者比率が高い地区」のような問いにその場で答えられなかった。位置を座標として持ち、属性データと結び付けて計算できるようにしたのがGISである。距離・面積・重なりを機械が計算するので、条件を変えた検討を何度でもやり直せる。
具体例
国土地理院の地理院地図や国土交通省の「重ねるハザードマップ」は、洪水の浸水想定と避難所、道路を重ねて見せる公開のGIS。民間では、出店の検討で候補地の周辺人口・通勤動線・競合店の位置を重ね合わせ、どの区画が有利かを評価する使い方をする。
試験での引っ掛け
GISは地図を表示するソフトではなく、位置に結び付いたデータを重ねて分析する仕組み。GPSは位置を測る手段であってGISそのものではなく、選択肢でこの2語が入れ替えられる。またカーナビの経路案内はGISの応用例であって、GISの定義そのものではない点も混同しやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。