誤り訂正符号(ECC)とは?
誤り訂正符号(ECC)とは、通信や記憶装置への保存の過程でデータに誤り(ビット化け)が発生した場合に、受信側や読み出し側だけで誤りを検出するだけでなく、正しいデータへと自動的に訂正できるように設計された符号方式。単純なパリティビットやCRCは誤りの「検出」はできても「訂正」まではできないことが多いのに対し、誤り訂正符号ではあらかじめ余分な情報を付加しておくことで、一定範囲内の誤りであれば元のデータを再現できる点が特徴である。サーバー用のメモリ(ECCメモリ)などで重要なデータの信頼性を確保するために利用される。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2022年度)。
あやまりていせいふごう(イーシーシー)
誤り訂正符号(ECC)の意味
通信や記憶装置への保存の過程でデータに誤り(ビット化け)が発生した場合に、受信側や読み出し側だけで誤りを検出するだけでなく、正しいデータへと自動的に訂正できるように設計された符号方式。単純なパリティビットやCRCは誤りの「検出」はできても「訂正」まではできないことが多いのに対し、誤り訂正符号ではあらかじめ余分な情報を付加しておくことで、一定範囲内の誤りであれば元のデータを再現できる点が特徴である。サーバー用のメモリ(ECCメモリ)などで重要なデータの信頼性を確保するために利用される。
誤り訂正符号(ECC)の具体例
サーバー用に使われるECC対応メモリでは、宇宙線などの影響でメモリ上のデータが1ビットだけ変化してしまっても、誤り訂正符号の仕組みによって自動的に正しい値に修復してシステムの停止を防ぐ。
誤り訂正符号(ECC)は試験でどう引っ掛けられる?
誤り検出だけができるパリティビットやCRCと、誤りを自動的に訂正できるECCとでは実現できる機能のレベルが異なる点を混同しないよう注意する。
誤り訂正符号(ECC)と関連する用語
誤り訂正符号(ECC)が出た過去問
メモリのエラー検出及び訂正にECCを利用している。データバス幅2^nビットに対して冗長ビットがn+2ビット必要なとき,128ビットのデータバス幅に必要な冗長ビッ…
正解:9
要点:128ビット=2^7なのでn=7、冗長ビットはn+2で9
与えられた関係はデータ幅を2^nビットと表したときの冗長ビット数がn+2という形になっている。128=2^7なのでn=7であり、冗長ビットは7+2=9ビットとなる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問11(IPA)RAIDの分類において、ミラーリングを用いることで信頼性を高め、障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式はどれか。
正解:RAID1
要点:RAID1=ミラーリング。複製で信頼性を確保し容量効率は50%
RAID1は同じ内容を2台以上のディスクへ同時に書き込むミラーリングの方式で、片方が故障してももう片方から読み出せるため信頼性が高い。ただし容量効率は50%にとどまる。RAID2〜4はいずれもデータを分割して複数台に分散させ、誤り訂正符号やパリティを別ディスクに持たせる方式であり、単純な複製とは仕組みが異なる。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問15(IPA)メモリのエラー検出及び訂正にECCを利用している。データバス幅2^nビットに対して冗長ビットがn+2ビット必要なとき、128ビットのデータバス幅に必要な冗長ビッ…
正解:9
要点:2のn乗からnを求め、n+2を計算するだけの関係式
データバス幅が2のn乗ビットのとき冗長ビットはn+2ビットという関係が与えられている。128は2の7乗なのでn=7であり、必要な冗長ビットは7+2=9ビットとなる。式の指数部を求めてから代入するだけの問題で、128をそのまま計算に使わないよう注意する。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。