経験曲線とは?
経験曲線とは、製品の累積生産量が倍増するたびに、単位あたりのコストが一定の比率(一般に一〇〜三〇パーセント程度)で低下するという経験則。作業の習熟、工程改善、設計の見直しなどが積み重なった結果として現れる。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
けいけんきょくせん
経験曲線の意味
製品の累積生産量が倍増するたびに、単位あたりのコストが一定の比率(一般に一〇〜三〇パーセント程度)で低下するという経験則。作業の習熟、工程改善、設計の見直しなどが積み重なった結果として現れる。
経験曲線の具体例
累積生産量が倍になるごとに原価が二〇パーセント下がる場合、後発企業が同じ価格で追随するには累積量の差を埋める必要がある。この効果を見込んで初期に赤字覚悟でシェアを取りにいく価格設定が正当化される。
経験曲線は試験でどう引っ掛けられる?
横軸は「累積」生産量であって単年の生産量ではない。単年の生産量による原価低減は規模の経済である。また自動的に下がるのではなく、改善活動を続けて初めて実現する点も問われる。
経験曲線と関連する用語
経験曲線が出た過去問
生産現場における機械学習の活用事例として、適切なものはどれか。
正解:工場の生産ロボットに対して作業方法をプログラミングするのではなく、ロボット自らが学んで作業の効率を高める。
要点:機械学習は手順を教えずデータや試行から規則を獲得する
機械学習は、あらかじめ手順を細かく指定するのではなく、データや試行の結果から規則性を学び取って性能を高める技術である。ロボットが自ら試行を重ねて効率のよい動きを獲得するのは、その典型的な活用例に当たる。統計分析や高速通信による制御、経験曲線といった概念は、いずれも学習によって振る舞いが変わる仕組みではない。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問73(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。