情報銀行とは?じょうほうぎんこう
情報銀行とは、個人から本人の同意を得て個人データを預かり、あらかじめ本人が決めた条件の範囲でだけ他の事業者へ提供し、その見返りを本人へ還元する事業者や仕組みのことです。データの行き先を企業ではなく本人が決められるようにする狙いがあり、自分のデータを持ち運べるようにするデータポータビリティの考え方と組みになっています。
最終更新:2026-10-09
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購買履歴も移動履歴も、これまでは集めた企業の側に貯まり、本人はどこへ渡ったのかを知る手立てがありませんでした。一方で企業側も、同意の取り方が曖昧なままデータを使えば不信を招きます。この行き詰まりを、預金と同じように「本人が預け、条件を指定し、利息にあたる見返りを受け取る」という形に置き換えて解こうとしたのが情報銀行です。総務省と経済産業省の指針をもとに、民間団体が事業者を認定する仕組みが動いています。
具体例
三菱UFJ信託銀行が提供したDprimeは、利用者が自分の情報を預けたうえで、提供先の企業と提供内容を画面上で選び、応じた企業からポイントなどの特典を受け取る形をとりました。利用者が「この企業には渡す/この企業には渡さない」を都度決められる点が、従来の会員登録との違いです。
試験での引っ掛け
名前に銀行と付きますが、預かるのはお金ではなくデータで、金融機関である必要もありません。もう一点、預かったデータを自由に売ってよい制度ではありません。提供先の種類や利用目的を本人が条件として指定し、その枠の外へは出さないことが前提です。本人の関与なしにデータを仲介するデータブローカーとは、この点で線が引かれます。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 3. e-ビジネス > (3) ソーシャルメディアに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。