型変換(キャスト)とは?
型変換(キャスト)とは、ある型の値を別の型として扱う操作。プログラマが明示的に指定する場合と、処理系が自動的に行う暗黙の型変換がある。表現できる範囲の狭い型へ変換すると、情報が失われることがある。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2019年度)。
かたへんかん
型変換(キャスト)の意味
ある型の値を別の型として扱う操作。プログラマが明示的に指定する場合と、処理系が自動的に行う暗黙の型変換がある。表現できる範囲の狭い型へ変換すると、情報が失われることがある。
型変換(キャスト)の具体例
整数どうしの割り算で小数点以下が切り捨てられてしまう場面。片方を実数型に変換してから割ることで正しい割合が求まる。逆に実数を整数へ変換すると、小数部が捨てられる。
型変換(キャスト)は試験でどう引っ掛けられる?
暗黙の変換は書かなくても起きるので、意図しない切捨てや桁あふれの原因になる。文字列と数値を「+」でつないだとき、加算になるか連結になるかが言語で変わる点も落とし穴。
型変換(キャスト)と関連する用語
型変換(キャスト)が出た過去問
IPアドレス192.168.57.123/22が属するネットワークのブロードキャストアドレスはどれか。
正解:192.168.59.255
要点:/22はブロック幅4で56〜59が同一ネットワークになる
プレフィックス長22は、第3オクテットの上位6ビットまでがネットワーク部であることを意味する。57を2進数にすると00111001で、下位2ビットを0にしたネットワークアドレスの第3オクテットは56となる。ホスト部を全て1にすると第3オクテットは59、第4オクテットは255となり、ブロードキャストアドレスは192.168.59.255である。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問34(IPA)次のIPアドレスとサブネットマスクをもつPCがある。このPCのネットワークアドレスとして、適切なものはどれか。 IPアドレス:10.170.70.19 サブネッ…
正解:10.170.70.16
要点:ネットワークアドレスはIPとサブネットマスクのビット論理積
サブネットマスク255.255.255.240は上位28ビットがネットワーク部で、第4オクテットの上位4ビットまでが該当する。第4オクテットの19は2進数で00010011なので、下位4ビットを0にすると00010000=16になる。したがってネットワークアドレスは第4オクテットが16の値となる(このサブネットは16〜31、ブロードキャストは31)。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問35(IPA)次のネットワークアドレスとサブネットマスクをもつネットワークがある。このネットワークをあるPCが利用する場合、そのPCに割り振ってはいけないIPアドレスはどれか…
正解:200.170.70.31
要点:各サブネットの先頭と末尾はネットワーク/ブロードキャスト用
サブネットマスク255.255.255.240はホスト部が4ビットで、200.170.70.16のネットワークでは16がネットワークアドレス、31がブロードキャストアドレスとなる。この2つは機器に割り当てられないので、200.170.70.31は使用できない。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)192.168.0.0/23(サブネットマスク255.255.254.0)のIPv4ネットワークにおいて、ホストとして使用できるアドレスの個数の上限はどれか。
正解:510
要点:ホスト数=2^(32−プレフィックス長)−2
プレフィックス長が23なので、ホスト部に使えるのは32−23=9ビットである。9ビットで表せる組合せは2の9乗=512通りだが、すべて0のネットワークアドレスとすべて1のブロードキャストアドレスは端末に割り当てられない。したがって使えるホストアドレスは512−2=510個となる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。