同値分割・限界値分析とは?
同値分割・限界値分析とは、ブラックボックステストの代表技法。同値分割は入力値の範囲を同じ結果になる集合(同値クラス)に分けて代表値を選ぶ方法、限界値分析は同値クラスの境界値付近を重点的にテストする方法。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2022年度)。
どうちぶんかつ・げんかいちぶんせき
同値分割・限界値分析の意味
ブラックボックステストの代表技法。同値分割は入力値の範囲を同じ結果になる集合(同値クラス)に分けて代表値を選ぶ方法、限界値分析は同値クラスの境界値付近を重点的にテストする方法。
同値分割・限界値分析の具体例
「0〜100点で60点以上合格」の判定に対し、59点・60点・61点を境界値としてテストする。
同値分割・限界値分析は試験でどう引っ掛けられる?
同値クラスは代表値を1つ選べば足りるが、限界値分析は境界そのものと直前・直後を狙う。「0以上100以下」なら-1・0・100・101が対象で、境界の内側だけを選ぶと不等号の誤りを見逃す。
同値分割・限界値分析と関連する用語
同値分割・限界値分析が出た過去問
整数1~1,000を有効とする入力値が,1~100の場合は処理Aを,101~1,000の場合は処理Bを実行する入力処理モジュールを,同値分割法と境界値分析によっ…
正解:8
要点:境界値は各クラスの内外を挟む値を漏れなく数える
同値クラスは、1未満の無効、1から100の有効、101から1,000の有効、1,001以上の無効の4つに分かれる。条件①より有効な2クラスから境界値でない値を1つずつ選び2個、条件②より境界値として0、1、100、101、1,000、1,001の6個を選ぶ。合わせて8個が最小となる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問48(IPA)ブラックボックステストのテストデータの作成方法のうち、最も適切なものはどれか。
正解:機能仕様から同値クラスや限界値を識別し、テストデータを作成する。
要点:ブラックボックステストは同値分割と限界値分析でデータを作る
ブラックボックステストは内部構造を見ず、仕様どおりに動くかを外部から確認する。そのため仕様上の入力範囲を同値クラスに分け、その代表値と境界付近の限界値をテストデータとして選ぶのが基本である。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問48(IPA)モジュールの内部構造を考慮することなく、仕様書どおりに機能するかどうかをテストする手法はどれか。
正解:ブラックボックステスト
要点:ブラックボックステストは仕様だけを見て入出力を確認する
ブラックボックステストは、モジュールの中身を見ずに、仕様に定められた入力に対して期待どおりの出力が得られるかだけを確認する手法である。同値分割や限界値分析でテストデータを設計する。内部構造に着目して網羅率を測るのはホワイトボックステスト、トップダウンとボトムアップは結合テストの進め方の分類である。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問40(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。