ワークサンプリング法とは?わーくさんぷりんぐほう
ワークサンプリング法とは、作業者や機械の稼働状況を、決められた時刻に瞬間的に観測し、その観測回数の比率から作業内容ごとの時間割合を統計的に推定する手法。全数を継続観測するより低コストで実態を把握できる。作業者や設備がどの作業にどれだけ時間を使っているかを調べる稼働分析の代表的な手法の一つで、対象を付きっきりで観測し続ける連続観測法と並んで用いられる。
最終更新:2026-10-10
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作業時間の実態を知るには、作業者に付きっきりでストップウォッチを回す方法が確実だが、対象が増えるほど観測する人手と時間がかかる。全員を長時間見続けなくても、あらかじめ決めた回数だけ瞬間的に観察して、「作業中」「手待ち」などが何回あったかを数えれば、その比率から時間の割合を推定できる。そこで、少ない手間で稼働の全体像をつかむ方法として考えられた。
具体例
工場の作業員を1日に何十回かランダムなタイミングで観察し、「作業中」「手待ち」「移動」の割合をサンプル調査から推定する。
試験での引っ掛け
ストップウォッチによる連続観測法(時間研究)と取り違えやすい。ワークサンプリングは瞬間観測を多数回行って作業種別の時間割合を推定する統計的手法であり、1サイクルの所要時間そのものを精密に測る用途には向かない。観測のタイミングはランダムでなければならず、等間隔の定時観測にすると作業周期と同期して偏る。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。