モジュール強度(凝集度)とは?
モジュール強度(凝集度)とは、一つのモジュール内の要素が、どれだけ単一の目的にまとまっているかの度合い。機能的強度が最も強く、情報的・連絡的・手順的・時間的・論理的・暗合的の順に弱くなる。強度が高いほど変更の影響がモジュール内に閉じ、再利用もしやすい。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2022年度)。
もじゅーるきょうど
モジュール強度(凝集度)の意味
一つのモジュール内の要素が、どれだけ単一の目的にまとまっているかの度合い。機能的強度が最も強く、情報的・連絡的・手順的・時間的・論理的・暗合的の順に弱くなる。強度が高いほど変更の影響がモジュール内に閉じ、再利用もしやすい。
モジュール強度(凝集度)の具体例
「初期化処理」としてクロック設定・ポート設定・変数クリアを1関数に詰め込むと時間的強度どまりになる。ペリフェラルごとに初期化関数を分ければ機能的強度になり、そのペリフェラルを積まない派生機種ではファイルごと外せる。
モジュール強度(凝集度)は試験でどう引っ掛けられる?
強度(凝集度)は高いほどよく、結合度は低いほどよいと、望ましい向きが逆。名前が似ているため答えを反転させやすい。また分割しすぎて呼び出し関係やグローバル変数が増えると、強度は上がっても結合度が悪化することがある。
モジュール強度(凝集度)と関連する用語
モジュール強度(凝集度)が出た過去問
モジュール結合度が最も弱くなるものはどれか。
正解:二つのモジュール間で必要なデータ項目だけを引数として渡す。
要点:最も弱い結合はデータ項目だけを引数で渡すデータ結合
モジュール結合度は弱いほど良い設計とされ、最も弱いのはデータ結合、すなわち必要なデータ項目だけを引数として受け渡す形である。共通のグローバル領域を介する共通結合や、相手の処理内容を制御するフラグを渡す制御結合は、いずれも結合度が強く保守性を下げる。なお、多機能を一つに詰め込むのは結合度ではなく凝集度の話であり、その点でも望ましくない。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問46(IPA)モジュール結合度が最も弱くなるものはどれか。
正解:二つのモジュール間で必要なデータ項目だけを引数として渡す。
要点:最も弱い結合は必要なデータだけを引数で渡すデータ結合
モジュール結合度は弱いほどよく、最も弱いのは必要なデータ項目だけを引数で受け渡すデータ結合である。グローバル領域を介してデータを共有するのは共通結合、相手の処理の流れを指示するフラグを渡すのは制御結合で、いずれも結合度が強い。なお、一つに多機能を詰め込むのは凝集度に関わる問題であり、望ましくない。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問39(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。