タプルとは?
タプルとは、関係を構成する1件分のデータ。各属性に対応する値の組で、SQLでは行に相当する。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
タプル
タプルの意味
関係を構成する1件分のデータ。各属性に対応する値の組で、SQLでは行に相当する。
タプルの具体例
社員関係における(1001, 山田, D01)という1行。
タプルは試験でどう引っ掛けられる?
次数と基数を逆に覚えないこと。タプルの個数が基数、属性の個数が次数。また関係は数学上は集合なので同じタプルを重複して持てないが、SQLの表はDISTINCTを付けなければ重複行を許す——「関係モデルどおりか、SQLの実装か」で答えが変わる。
タプルと関連する用語
タプルが出た過去問
関係モデルとその実装である関係データベースの対応に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:関係は,表に対応付けられる。
要点:関係=表、タプル=行、属性=列。順序と重複は実装だけの性質
関係モデルの用語は関係データベースの実装に対応付けられ、関係が表、タプルが行、属性が列、定義域が列のとり得る値の集合にあたる。ただし数学的な関係は集合なので順序や重複の概念がないのに対し、実装の表では列に左右の並びがあり、行も同じ内容が重複して格納され得る。この理論と実装のずれを問う設問である。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問26(IPA)関係モデルにおいて、関係から特定の属性だけを取り出す演算はどれか。
正解:射影(projection)
要点:射影は列を取り出す、選択は行を取り出す
関係代数では、表から必要な列(属性)だけを抜き出す演算を射影という。これに対し条件に合う行(タプル)を抜き出すのが選択であり、行方向か列方向かで対になっている。複数の表を共通の属性で結び付けるのが結合、同じ形の表を行単位で足し合わせるのが和である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問27(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。