CRUD分析とは?くらっどぶんせき
CRUD分析とは、機能とデータの関係を、生成(Create)・参照(Read)・更新(Update)・削除(Delete)の4操作でマトリクスに整理する技法。どの機能からも行われない操作は空欄として、多数の機能から書かれるデータは列の偏りとして現れるため、機能の漏れや競合を目視でなく表の形で見つけられる。
最終更新:2026-10-06
エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →背景
機能仕様書とデータ定義書を別々に読んでいるかぎり、「登録できるが消せないデータ」のような食い違いは抜ける。両者を直交する軸へ置いて交点を埋めれば、抜けは空欄として、競合は同じ列に立つ複数の書込みとして見える。表という形式そのものが検査の役割を果たすところに、この技法の値打ちがある。
具体例
組込みでは、機能ではなくタスクを行に、共有変数やバッファを列に置いた版が実務で効く。どのタスクと割込みハンドラがどの変数を書くかを表にすれば、複数から書かれる列がそのまま排他制御の要る箇所になる。書き手が1つで読み手が1つなら排他を省ける、といった判断も同じ表から根拠づけられる。
試験での引っ掛け
流れを描くDFDや構造を描くE-R図とは役割が違い、CRUDは「機能(またはタスク)×データ」の交差表である。Cの無いデータは登録機能の欠落、Dの無いデータは削除・保存方針の未整理を疑う。表を埋めること自体が目的ではなく、空欄と偏りを読むところまでが分析である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。