ユニファイドメモリとは?ゆにふぁいどめもり
ユニファイドメモリとは、表示用のフレームバッファなどを専用メモリとして別に持たず、主記憶の一部を割り当てて共用するメモリ構成。専用のDRAMとその配線を省けるため部品コストと基板面積を削減できるが、そのぶんCPUと表示コントローラが同じメモリ帯域を取り合うことになる。
最終更新:2026-10-06
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画面付きの機器では、表示コントローラが1フレームごとに画面全体を読み出し続けるため、常時まとまった帯域を消費する。専用メモリを付ければ帯域は分離できるが、部品と配線と基板層が増える。量産数の多い民生機器では、性能を多少譲ってもコストを取る判断になりやすく、その選択がこの構成である。
具体例
液晶付きの家電やカーナビのSoCでは、外付けDRAMの一部を表示領域として確保し、残りをアプリケーションが使う。アップルのMシリーズのように、CPUとGPUで同じメモリを共有してデータのコピーを省く狙いで採る例もある。
試験での引っ掛け
狙いは専用メモリを省くコスト削減であって、性能向上ではない。画面の書換え中はCPU側のアクセスが待たされるため、実効性能はむしろ落ちうる。仮想記憶で複数プロセスがアドレス空間を共有する話とは無関係で、プロセス間通信の共有メモリとも別である。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
画面表示用フレームバッファがユニファイドメモリ方式であるシステムの特徴はどれか。
正解:主記憶の一部を表示領域として使用する。
要点:ユニファイドメモリは主記憶を表示領域と共用する
ユニファイドメモリ方式は、表示用に専用のメモリを別途設けず、主記憶の一部を割り当ててフレームバッファとして使う方式である。専用メモリを省けるので部品点数と原価を抑えられる一方、表示回路と処理装置が同じメモリの帯域を取り合うため、性能面では不利になりやすい。組込み機器で広く採られる構成である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。