フェールセーフ/フェールソフト/フールプルーフとは?
フェールセーフ/フェールソフト/フールプルーフとは、フェールセーフは故障時に安全な側へ倒す設計。フェールソフトは機能を縮退させてでも運転を続ける設計。フールプルーフは利用者の誤操作・誤入力を前提に、そもそも誤りが起きない・被害が出ないようにする設計。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2021年度)。
ふぇーるせーふ/ふぇーるそふと/ふーるぷるーふ
フェールセーフ/フェールソフト/フールプルーフの意味
フェールセーフは故障時に安全な側へ倒す設計。フェールソフトは機能を縮退させてでも運転を続ける設計。フールプルーフは利用者の誤操作・誤入力を前提に、そもそも誤りが起きない・被害が出ないようにする設計。
フェールセーフ/フェールソフト/フールプルーフの具体例
信号機が故障時に赤で停止するのがフェールセーフ、一部機能を止めて縮退運転するのがフェールソフト、想定外の値を入力できないようにするのがフールプルーフ。
フェールセーフ/フェールソフト/フールプルーフは試験でどう引っ掛けられる?
「誤操作を前提に作り込む」のはフールプルーフ。故障そのものを前提に安全側へ倒すフェールセーフと区別する。
フェールセーフ/フェールソフト/フールプルーフと関連する用語
フェールセーフ/フェールソフト/フールプルーフが出た過去問
操作に不慣れな人も利用するシステムでは、間違ったデータが入力されることが想定される。誤入力が発生しても、プログラムやシステムを異常終了させずに、エラーメッセージ…
正解:フールプルーフ
要点:フールプルーフは誤操作しても異常に至らせない設計
フールプルーフは、利用者が誤った操作をしても、それが装置の異常や危険につながらないようにあらかじめ備えておく考え方である。入力値を検査して受け付けず、意味の分かるメッセージを出して操作をやり直させる設計はその典型といえる。故障が起きた後の振る舞いを規定する考え方とは、対象とする段階が違う。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問20(IPA)CPS(Cyber-Physical System)の考え方に基づいて、システムを開発している。このシステムの構成要素に故障が発生したときには、利用者に危害が及…
正解:フェールセーフ
要点:フェールセーフは故障時に安全側へ移行させる設計思想
フェールセーフは、故障が起きたときに安全側の状態へ移行させる設計思想である。危険な動作を続けるより、機能を止めてでも人への危害や重大な被害を避けることを優先する。機能を縮退させてでも稼働を続けるフェールソフトや、誤操作を受け付けないようにするフールプルーフとは目的が異なる。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。