BLOBとは?ブロブ
BLOBとは、画像・音声・PDFなど大容量のバイナリデータを格納するためのデータ型。行の中には位置情報だけを置き、実体は別の領域に格納する実装が多い。文字の大容量データに対応するのはCLOBで、格納するものが文字かバイト列かで使い分ける。
最終更新:2026-10-06
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以前は実体をOSのファイルに置き、DBにはそのパスだけを持たせるのが普通だった。しかしこの構成では、ロールバックしてもファイルが消えない、バックアップの時点がDBとファイルでずれる、権限管理が二重になる、といったずれが必ず生じる。大容量データもDBMSの管理下に置き、トランザクションと同じ保証をかけるために用意された型である。
具体例
契約書のスキャンPDFや商品写真を列に格納する用途。Oracle DatabaseのBLOB、PostgreSQLのbyteaが該当する。配信量が大きい場合はAmazon S3に実体を置き、DBには参照キーだけを持つ設計も併用される。
試験での引っ掛け
比較・整列・索引付けの対象にできない(あるいは著しく制限される)ため、中身での検索には全文検索の仕組みを別に用意する。また行が巨大化するとページあたりの行数が減り、BLOBを読まない検索まで遅くなる点にも注意。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)
SQLにおけるBLOBデータ型の説明として、適切なものはどれか。
正解:大量のバイナリデータを格納できる。
要点:BLOBは大量のバイナリを格納する比較・整列できない型
BLOB(Binary Large Object)は、画像や音声、圧縮ファイルなどの大量のバイナリデータをそのまま格納するためのデータ型である。中身をDBMSが解釈しないため、大小比較や整列、部分文字列の検索といった通常の演算の対象にはできない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。