EDMモデルとは?
EDMモデルとは、ITガバナンスにおける統治主体の活動を、評価(Evaluate)・指示(Direct)・モニタ(Monitor)の3つで表したモデル。JIS Q 38500系の規格で用いられる。マネジメント層のPDCAサイクルを、上位から統治する構造を示す。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2021年度)。
いーでぃーえむもでる
EDMモデルの意味
ITガバナンスにおける統治主体の活動を、評価(Evaluate)・指示(Direct)・モニタ(Monitor)の3つで表したモデル。JIS Q 38500系の規格で用いられる。マネジメント層のPDCAサイクルを、上位から統治する構造を示す。
EDMモデルの具体例
現状のIT能力と将来需要を評価し、IT戦略の方針を指示し、実行状況と成果をモニタして次の評価につなげる。
EDMモデルは試験でどう引っ掛けられる?
マネジメント側のPDCAと混同しない。EDMは統治する側の活動(評価・指示・モニタ)で、経営管理のPDCAを上位から方向づけ監視する。DはDo(実行)ではなくDirect(指示)である点も引っ掛かりやすい。
EDMモデルと関連する用語
EDMモデルが出た過去問
システム管理基準(平成30年)において,ITガバナンスにおける説明として採用されているものはどれか。
正解:EDMモデル
要点:ITガバナンスは評価・指示・モニタからなるEDMモデルで説明される
システム管理基準の平成30年版は、ITガバナンスの説明にEDMモデルを採用している。これはJIS Q 38500に由来する考え方で、経営陣が評価し、指示し、モニタするという三つの行為でITの利用を統治するという枠組みである。マネジメント層が回すPDCAサイクルとは階層が異なる点を押さえておきたい。
出典:令和1年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問1(IPA)システム管理基準(平成30年)において、ITガバナンスにおける説明として採用されているものはどれか。
正解:EDMモデル
要点:ITガバナンスは経営陣が評価・指示・モニタを回すEDMモデルで説明される
システム管理基準(平成30年)は、ITガバナンスの説明にJIS Q 38500系のEDMモデルを採用している。経営陣が、ITの利活用を評価(Evaluate)し、方向づけ(Direct)、その実施状況を監視(Monitor)するという三つの行為の繰り返しでガバナンスを働かせる考え方である。EDMはマネジメント側のPDCAを経営陣が外から統治する枠組みであり、両者は階層が異なる。
出典:令和3年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。