構成監査とは?
構成監査とは、構成品目が、承認された要件と記録どおりの状態にあるかを確かめる検証活動。要求どおりの機能・性能を満たすかを確認する機能構成監査と、文書と実体(版数・部品構成)が一致するかを確認する物理構成監査に分かれる。試験では実施時期と両者の違いが問われる。
システム監査技術者試験の過去問では1回出題されています。
こうせいかんさ
構成監査の意味
構成品目が、承認された要件と記録どおりの状態にあるかを確かめる検証活動。要求どおりの機能・性能を満たすかを確認する機能構成監査と、文書と実体(版数・部品構成)が一致するかを確認する物理構成監査に分かれる。試験では実施時期と両者の違いが問われる。
構成監査の具体例
本番移送の前に、構成管理台帳の版数と移送対象モジュールのハッシュ値を突合したところ、1本だけ台帳より新しい版が混じっていた。追跡すると緊急修正が台帳未反映のまま反映されており、変更要求を遡って起票し、レビュー記録を補ってから移送を承認した。
構成監査は試験でどう引っ掛けられる?
品質保証の監査やシステム監査と混同しやすい。構成監査が問うのは「記録と実体が一致しているか」であり、成果物の良し悪しの評価ではない。またリリース直前だけの作業と思われがちだが、ベースライン設定時に都度実施するのが本来の姿。
構成監査と関連する用語
構成監査が出た過去問
ITサービスマネジメントにおいて,構成ベースラインを確立することによって可能になることはどれか。
正解:構成監査及び切り戻しのための基準の提供
要点:構成ベースラインは構成監査の比較基準と切り戻しの基準点となる
構成ベースラインとは、ある時点の構成品目の状態を正式に承認・記録して固定したものである。これがあることで、現状の構成が承認された状態と一致しているかを確かめる構成監査が可能になり、変更が失敗した場合には既知の正しい状態へ切り戻すこともできる。つまりベースラインは比較と復旧の基準点を提供する。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。