フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップとは?
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップとは、これらはデータのバックアップを取得する方式の分類である。フルバックアップは、対象データの全体を毎回まるごとコピーする方式で、リストア時は1つのバックアップデータだけで復元できるため手順は単純だが、取得のたびに時間と保存容量を多く必要とする。差分バックアップは、直前のフルバックアップ以降に変更があった部分だけを毎回バックアップする方式で、リストア時にはフルバックアップと最新の差分バックアップの2つがあればよい。増分バックアップは、前回のバックアップ(フルまたは増分)以降の変更部分のみを都度バックアップする方式で、取得にかかる時間と容量は最も少ないが、リストア時にはフルバックアップと複数の増分バックアップをすべて順番に適用する必要があり、復元の手間はかかる。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2022年度)。
フルバックアップ・さぶんバックアップ・ぞうぶんバックアップ
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップの意味
これらはデータのバックアップを取得する方式の分類である。フルバックアップは、対象データの全体を毎回まるごとコピーする方式で、リストア時は1つのバックアップデータだけで復元できるため手順は単純だが、取得のたびに時間と保存容量を多く必要とする。差分バックアップは、直前のフルバックアップ以降に変更があった部分だけを毎回バックアップする方式で、リストア時にはフルバックアップと最新の差分バックアップの2つがあればよい。増分バックアップは、前回のバックアップ(フルまたは増分)以降の変更部分のみを都度バックアップする方式で、取得にかかる時間と容量は最も少ないが、リストア時にはフルバックアップと複数の増分バックアップをすべて順番に適用する必要があり、復元の手間はかかる。
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップの具体例
日曜日にフルバックアップを取得し、平日は毎日増分バックアップを取得しておくことで、日々のバックアップ時間を短縮しつつ、必要なときは日曜のフルバックアップから順に増分バックアップを適用して復元する。
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップは試験でどう引っ掛けられる?
差分バックアップと増分バックアップは名前が似ているが、差分は「フルバックアップからの累積差分」、増分は「直前のバックアップからの変化分のみ」であり、リストアに必要なファイル数と手間が異なる点が問われやすい。
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップと関連する用語
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップが出た過去問
データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍…
正解:復旧時に行うログ情報の反映の平均処理時間が約2倍になる。
要点:バックアップ間隔を延ばすとログ反映の復旧時間が比例して伸びる
フルバックアップの取得間隔を2倍にすると、バックアップ間に蓄積される更新ログの量も約2倍になる。復旧時にはバックアップ復元後にこのログを反映するため、ログ反映の平均処理時間は約2倍に伸びる。一方、1回あたりのバックアップはデータベース全体を取るものなので、使用量も処理時間も間隔には左右されない。
出典:令和1年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問12(IPA)システムAとシステムBのフルバックアップのデータ量は、それぞれ400Gバイトと600Gバイトである。次の条件でバックアップデータを磁気テープに記録する場合に、シ…
正解:システムA:3本、システムB:4本
要点:世代交代時は旧世代が残るテープを再利用できず余分な容量が要る
1世代のデータ量は、フルバックアップと1週間分の差分(フルの25%)の合計で、システムAは400+100=500Gバイト、システムBは600+150=750Gバイトとなる。新しい世代を作っている最中は直前の3世代を保持する必要があり、最古の不要世代と保持すべき世代が同じテープに同居していると、そのテープは再利用できず不要データの分だけ容量が死ぬ。実質的にAは500×5=2,500Gバイト、Bは750×5=3,750Gバイトを収める必要があり、1本1,000GバイトなのでAは3本、Bは4本になる。
出典:令和4年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。