Hブリッジ回路とは?
Hブリッジ回路とは、4個のスイッチ素子をH字型に配置し、対角の2個ずつを導通させることで、単一電源のままモータへ流す電流の向きを反転できる回路。正転・逆転・制動・空転の切替えと、PWMによる速度制御を同じ構成で行える。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
えいちぶりっじかいろ
Hブリッジ回路の意味
4個のスイッチ素子をH字型に配置し、対角の2個ずつを導通させることで、単一電源のままモータへ流す電流の向きを反転できる回路。正転・逆転・制動・空転の切替えと、PWMによる速度制御を同じ構成で行える。
Hブリッジ回路の具体例
マイコンの2本のPWM出力で上下のアームを駆動し、デューティ比で速度を、組合せで回転方向を決める。下側2個を同時に導通させると巻線が短絡して発電制動が掛かり、全て遮断すれば惰性で回り続ける、という使い分けをする。
Hブリッジ回路は試験でどう引っ掛けられる?
同じ側の上下を同時に導通させると電源が短絡して素子が壊れる。切替え時は両方を切るデッドタイムを必ず挟む必要があり、これを入れ忘れる設計が典型的な事故。ソフトだけでなくドライバICの機能も確認する。
Hブリッジ回路と関連する用語
Hブリッジ回路が出た過去問
図はDCモータの正転逆転制御の動作原理を示す回路である。A1からA4の四つの制御信号の組合せの中で、モータが逆転するものはどれか。ここで、モータの+端子から-端…
正解:A1=Low, A2=High, A3=High, A4=Low
要点:Hブリッジは導通させる対角の組でモータの回転方向が決まる
Hブリッジ回路では、対角に位置するスイッチ2つを導通させた向きに電流が流れる。正転はプラス端子側の上段とマイナス端子側の下段(S1とS4)を導通させたときなので、逆転はもう一方の対角、すなわちマイナス端子側の上段S3とプラス端子側の下段S2を導通させればよい。よってA2とA3をHigh、A1とA4をLowにする組合せが逆転となる。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。