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CAP定理とBASE特性とは?きゃっぷていりとべーすとくせい

CAP定理とBASE特性とは、分散データストアで一貫性(C)・可用性(A)・分断耐性(P)の3つを同時には満たせないとする定理。分断が避けられない以上、設計上の決断は分断が起きた瞬間に古い値を返してでも応答するか、応答を止めて整合を守るかに帰着する。前者を選ぶ方針がBASEである。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:CAP定理と結果整合性、CAP定理、BASE特性、結果整合性

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背景

1台のRDBMSであれば、ACIDトランザクションが一貫性と可用性を同時に与えてくれた。データを複数拠点へ複製した瞬間、拠点間の通信が切れたときに古い値を返して応答するか応答を止めるかという二者択一が必ず現れる。CAP定理は、この選択が設計者の好みではなく物理的な制約であることを示し、業務ごとにどちらへ倒すかを決めさせる。

具体例

残高照会は不整合を出せないため、分断時は応答を止めてでも一貫性を守るCP寄りにする。いいね数のように数秒遅れても実害が無いものは、分断中も各拠点が応答して後から収束させるAP寄りに倒す。Apache Cassandraのような分散KVSは後者を前提に設計されている。

試験での引っ掛け

「3つのうち2つを選ぶ」を、分断が起きていない平常時にも1つ諦めると読むのは誤り。分断時にCとAのどちらを捨てるかの話である。BASEは一貫性の放棄ではなく最終的に収束する結果整合性を指すが、書き込み直後に読むと古い値が返りうる点は業務側と合意しておく。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2022年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 「3つのうち2つを選ぶ」を、分断が起きていない平常時にも1つ諦めると読むのは誤り。