論理チェック(妥当性チェック)とは?ろんりちぇっく
論理チェック(妥当性チェック)とは、入力データの検査のうち、業務上の意味やルールに照らして値があり得るかを確かめるもの。日付の前後関係、営業日かどうか、他の項目との整合など、形式だけでは判定できない条件を扱う。桁数や文字種を見るフォーマットチェックを通ったデータでも業務としてあり得ない値は素通りするため、両者を重ねて掛ける。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
入力チェックを書式の検査だけで済ませると、受注日より前の出荷日や休業日の納品指定が後工程まで流れる。誤りが表面化するのは出荷や請求の段階で、そこから直すには部署をまたいだ訂正作業が必要になる。誤りは入口で止めるほど安く済むという原則を、検査の設計に落としたものが論理チェックである。応用情報では検査の種類の対応づけとして出る。
具体例
注文データの注文日が20260830という書式になっているかを見るのはフォーマットチェック、その日付が入力日以前でかつ営業日かを見るのが論理チェックである。ほかに伝票番号の並び順を見るシーケンスチェック、同一キーの二重登録を見る重複チェック、コードがマスタに存在するかを見る照合チェックがある。
試験での引っ掛け
「日付として書式が正しいか」と「業務上あり得る日付か」を混同しないこと。項目が単独では正しくても項目どうしの関係が矛盾する場合(受注日より前の出荷日など)は論理チェックの守備範囲である。チェックディジットは転記や入力の誤りを検出する仕組みで、意味の妥当性までは見ない。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)解説で登場
在庫管理システムを対象とするシステム監査において、当該システムに記録された在庫データの網羅性のチェックポイントとして、適切なものはどれか。
正解:入庫及び出庫記録に対して、自動的に連番を付与していること
要点:網羅性は連番付与による欠番・重複チェックで確認する
網羅性とは、発生した取引が漏れなく記録されていることをいう。入庫・出庫の記録に自動で連番を付与しておけば、番号の欠落や重複から記録漏れ・二重記録を検出できるため、網羅性を確かめるチェックポイントとして適切である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. UX/UI デザイン > (3) 画面設計・帳票設計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。