発生主義と実現主義とは?
発生主義と実現主義とは、収益・費用をどの会計期間に計上するかの基準。発生主義は現金の入出金ではなく取引が発生した期間に計上する考え方で、費用配分の基礎となる。収益については、より慎重に、財やサービスの提供が完了した時点で計上する実現主義がとられる。現金主義との違いが利益とキャッシュのずれを生む。
はっせいしゅぎとじつげんしゅぎ
発生主義と実現主義の意味
収益・費用をどの会計期間に計上するかの基準。発生主義は現金の入出金ではなく取引が発生した期間に計上する考え方で、費用配分の基礎となる。収益については、より慎重に、財やサービスの提供が完了した時点で計上する実現主義がとられる。現金主義との違いが利益とキャッシュのずれを生む。
発生主義と実現主義の具体例
3月に納品し代金回収が5月なら、売上は3月期に計上し、同時に売掛金が立つ。逆に4月分の保守料を3月に前払いした場合、3月の支出だが費用は4月期に配分される(前払費用)。この期ずれの累積が、黒字なのに資金が足りない「黒字倒産」の原因になる。
発生主義と実現主義は試験でどう引っ掛けられる?
発生主義は「請求書を出した時点」ではない。収益は役務の提供完了、費用は経済的資源の費消時点で判断する。また減価償却や引当金は現金支出を伴わない費用であり、損益計算書の利益とキャッシュフローが一致しない主要因になる。
発生主義と実現主義と関連する用語
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。