減価償却とは?
減価償却とは、建物・設備などの固定資産の取得費用を、その資産が使用可能な期間(耐用年数)にわたって分割して費用計上する会計処理。定額法(毎期一定額)と定率法(毎期未償却残高に一定率を乗じる)が代表的な方法。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2023年度)。
げんかしょうきゃく
減価償却の意味
建物・設備などの固定資産の取得費用を、その資産が使用可能な期間(耐用年数)にわたって分割して費用計上する会計処理。定額法(毎期一定額)と定率法(毎期未償却残高に一定率を乗じる)が代表的な方法。
減価償却の具体例
500万円のサーバーを耐用年数5年・定額法で償却する場合、毎期100万円ずつ(残存価額を考慮しない単純化)を費用計上する。
減価償却は試験でどう引っ掛けられる?
定額法は毎期の償却額が一定、定率法は初期の償却額が大きく徐々に減っていくという違いを取り違えやすい。
減価償却と関連する用語
減価償却が出た過去問
取得原価30万円のPCを2年間使用した後、廃棄処分し、廃棄費用2万円を現金で支払った。このときの固定資産の除却損は廃棄費用も含めて何万円か。ここで、耐用年数は4…
正解:17.0
要点:除却損=帳簿価額+廃棄費用(帳簿価額=取得原価-償却累計額)
定額法・償却率0.250・残存価額0円なので、年間の減価償却費は30万円×0.250=7.5万円である。2年間使用したので減価償却累計額は15万円となり、除却時の帳簿価額は30-15=15万円である。除却損は帳簿価額15万円に廃棄費用2万円を加えた17万円となる。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問76(IPA)表の事業計画案に対して、新規設備投資に伴う減価償却費(固定費)の増加1,000万円を織り込み、かつ、売上総利益を3,000万円とするようにしたい。変動費率に変化…
正解:4,000
要点:必要売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率で求める
現状の変動費率は10,000÷20,000=0.5である。固定費は8,000+1,000=9,000万円になる。売上高を20,000+xとすると売上総利益は(20,000+x)×(1-0.5)-9,000=3,000となり、0.5×(20,000+x)=12,000から20,000+x=24,000、すなわちx=4,000万円である。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問76(IPA)取得原価30万円のPCを2年間使用した後、廃棄処分し、廃棄費用2万円を現金で支払った。このときの固定資産の除却損は廃棄費用も含めて何万円か。ここで、耐用年数は4…
正解:17.0
要点:固定資産の除却損は帳簿価額と廃棄費用の合計
定額法の年間減価償却費は取得原価30万円×償却率0.250=7.5万円で、2年間で15万円を償却している。したがって除却時の帳簿価額は30-15=15万円である。これに現金で支払った廃棄費用2万円を加え、固定資産除却損は17万円となる。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問77(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。