リーンソフトウェア開発とは?
リーンソフトウェア開発とは、トヨタ生産方式の考え方をソフトウェア開発へ移した原則群。ムダの排除、品質を作り込む、知識の創造、決定を遅らせる、速く提供する、人を尊重する、全体を最適化する、といった原則からなる。仕掛りの削減とリードタイム短縮を重視する。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2024年度)。
りーんそふとうぇあかいはつ
リーンソフトウェア開発の意味
トヨタ生産方式の考え方をソフトウェア開発へ移した原則群。ムダの排除、品質を作り込む、知識の創造、決定を遅らせる、速く提供する、人を尊重する、全体を最適化する、といった原則からなる。仕掛りの削減とリードタイム短縮を重視する。
リーンソフトウェア開発の具体例
着手済みだが未リリースの機能が20件溜まっている状態を「在庫のムダ」と捉え、同時進行を5件までに制限する。結果として1機能あたりのリードタイムが3週間から6日に縮み、要求の陳腐化による作り直しも減る。
リーンソフトウェア開発は試験でどう引っ掛けられる?
「決定を遅らせる」は先延ばしではなく、情報が最も揃う最終責任時点まで選択肢を残すという意味。またリーンは特定のプロセス手順ではなく原則集で、スクラムのような具体的な会議体や役割は定義していない。
リーンソフトウェア開発と関連する用語
リーンソフトウェア開発が出た過去問
(1)~(7)に示した七つの原則を適用して、アジャイル開発プラクティスを実践する考え方はどれか。 (1)ムダをなくす (2)品質を作り込む (3)知識を作り出す…
正解:リーンソフトウェア開発
要点:リーンソフトウェア開発はムダ排除など7原則を土台とする考え方
リーンソフトウェア開発は、トヨタ生産方式に代表されるリーン思考をソフトウェア開発に適用した考え方で、ムダの排除・品質の作り込み・決定を遅らせる・全体最適など7つの原則を掲げます。特定の作業手順を規定するのではなく、原則に基づいて実践を選ぶ点が特徴です。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問49(IPA)リーンソフトウェア開発において、ソフトウェア開発のプロセスとプロセスの所要時間とを可視化し、ボトルネックや無駄がないかどうかを確認するのに用いるものはどれか。
正解:バリューストリームマップ
要点:バリューストリームマップは工程と所要時間を描きムダを可視化する
バリューストリームマップは、リーン生産方式に由来する手法で、材料や情報が価値に変わるまでの一連の工程と、各工程の作業時間・待ち時間を1枚の図に描き出すものである。リーンソフトウェア開発では、要求から本番リリースまでの各プロセスと所要時間を可視化し、待ち時間が長い箇所や手戻りといったムダを見つけるのに使う。よってエが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問48(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。