リスク特定とは?
リスク特定とは、リスク源、事象、原因、起こり得る結果を発見・認識し、記述するプロセス。網羅性が重要であり、ここで漏れたリスクはその後の分析・評価・対応の対象にならない。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2024年度)。
りすくとくてい
リスク特定の意味
リスク源、事象、原因、起こり得る結果を発見・認識し、記述するプロセス。網羅性が重要であり、ここで漏れたリスクはその後の分析・評価・対応の対象にならない。
リスク特定の具体例
業務フローをたどりながら、各処理での誤入力・不正操作・システム停止といった事象を洗い出し、一覧に記述する。
リスク特定は試験でどう引っ掛けられる?
リスクを受容するかどうかの判断は「リスク評価」の役割。特定は発見・認識・記述の段階にとどまる。
リスク特定と関連する用語
リスク特定が出た過去問
JIS Q 31000:2019(リスクマネジメント-指針)におけるリスクアセスメントを構成するプロセスの組合せはどれか。
正解:リスク特定、リスク分析、リスク評価
要点:リスクアセスメントは特定・分析・評価の3プロセス
JIS Q 31000におけるリスクアセスメントは、リスク特定・リスク分析・リスク評価の3つのプロセスで構成されます。まずリスクを洗い出し(特定)、起こりやすさと影響の大きさを把握し(分析)、基準と照らして対応の要否や優先順位を判断します(評価)。その結果を受けて実施するリスク対応は、アセスメントの後に続く別のプロセスです。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問41(IPA)JIS Q 31000:2019(リスクマネジメントー指針)において、リスク特定で考慮することが望ましいとされている事項はどれか。
正解:資産及び組織の資源の性質及び価値
要点:リスク特定では資産や組織資源の性質と価値を考慮する
JIS Q 31000のリスク特定は、リスク源・事象・原因・起こり得る結果などを見つけて認識し記述する段階である。考慮が望ましい事項として、有形無形のリスク源に加え、資産及び組織の資源の性質や価値が挙げられている。起こりやすさや結果の大きさの評価はリスク分析、許容可能かどうかの判断はリスク評価の段階に属する。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問40(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。