ファウンドリ/ファブレスとは?
ファウンドリ/ファブレスとは、ファウンドリは半導体の製造だけを受託する事業者、ファブレスは自社に生産設備を持たず設計・開発と販売に特化する事業者。
応用情報技術者試験の過去問では7回出題されています(2017年度〜2023年度)。
ふぁうんどり・ふぁぶれす
ファウンドリ/ファブレスの意味
ファウンドリは半導体の製造だけを受託する事業者、ファブレスは自社に生産設備を持たず設計・開発と販売に特化する事業者。
ファウンドリ/ファブレスの具体例
自社は回路設計に専念し、量産はファウンドリへ委託して設備投資を抑える。
ファウンドリ/ファブレスは試験でどう引っ掛けられる?
逆に覚えやすい。fab(工場)が無いのがファブレス(設計・販売に特化)、製造だけを引き受けるのがファウンドリ。OEM・EMSとも別で、OEMは相手先ブランドの製品を製造すること、EMSは電子機器の製造受託で部品調達や設計まで担うことがある。
ファウンドリ/ファブレスと関連する用語
ファウンドリ/ファブレスが出た過去問
半導体ファブレス企業の説明として、適切なものはどれか。
正解:製品の企画、設計及び開発は行うが、半導体製造の工場は所有しない。
要点:ファブレスは工場をもたず企画・設計・開発に特化する
ファブレス企業は自社で製造設備(ファブ)をもたず、製品の企画・設計・開発に特化して、製造はファウンドリなど外部の専門企業へ委託する事業形態である。設備投資の負担を避け、開発に経営資源を集中できる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問66(IPA)組込みシステム開発において,製品に搭載するLSIを新規に開発したい。LSI設計を自社で行い,LSI製造を外部に委託する場合の委託先として,適切なものはどれか。
正解:ファウンドリ
要点:ファウンドリは設計を持たず半導体製造だけを請け負う企業
ファウンドリは、自社では製品の設計を行わず、他社から預かった設計データに基づいて半導体の製造だけを請け負う企業である。設計を自社で行い製造を外部に任せる場合の委託先として適切である。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問65(IPA)半導体メーカが行っているファウンドリサービスの説明として、適切なものはどれか。
正解:他社からの製造委託を受けて、半導体製品の製造を行う。
要点:ファウンドリは受託製造専門、ファブレスは設計専門という分業関係
ファウンドリは、自社ブランドの製品を持たず、他社の設計に基づく半導体の製造を専門に請け負う事業形態です。巨額の設備投資を集約して受託生産することで、設計に専念するファブレス企業と分業関係を築いています。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問66(IPA)半導体メーカが行っているファウンドリサービスの説明として、適切なものはどれか。
正解:他社からの製造委託を受けて、半導体製品の製造を行う。
要点:ファウンドリは受託製造専業、ファブレスは設計専業
ファウンドリは自社ブランドの製品を持たず、他社の設計に基づいて半導体の製造だけを請け負う事業形態である。対になるのが製造設備を持たず設計に専念するファブレスで、両者は分業関係にある。設計から製造・販売まで自社で一貫して行う従来型はIDM(垂直統合型)と呼ばれる。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問66(IPA)ファブレスの特徴を説明したものはどれか。
正解:生産設備である工場をもたないので、固定費を圧縮することができ、需給変動などにも迅速に対応可能であり、企画・開発に注力することができる。
要点:ファブレスは自社工場をもたず企画・開発に特化する
ファブレスは、自社で製造設備(fab)をもたず、生産は外部に委託して企画・設計・開発やマーケティングに経営資源を集中する形態です。設備投資と固定費を抑えられ、需要変動にも柔軟に対応できます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問71(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。