データ独立性とは?
データ独立性とは、下位層の変更が上位層に影響しない性質。格納方法や索引を変えてもデータの論理構造に影響しないことを物理的データ独立性、表の追加や項目の増設があっても既存アプリを直さずに済むことを論理的データ独立性と呼び、3層スキーマが実現手段になる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
でーたどくりつせい
データ独立性の意味
下位層の変更が上位層に影響しない性質。格納方法や索引を変えてもデータの論理構造に影響しないことを物理的データ独立性、表の追加や項目の増設があっても既存アプリを直さずに済むことを論理的データ独立性と呼び、3層スキーマが実現手段になる。
データ独立性の具体例
検索が遅いので索引を追加し、表を別ディスクへ移した——という運用作業をしてもSQL文は書き換え不要、というのが物理的データ独立性。社員表に「勤務地」列を足しても、その列を参照しない既存の帳簿処理は無修正で動く。
データ独立性は試験でどう引っ掛けられる?
「物理的」と「論理的」の対応を逆に覚えやすい。内部スキーマの変更を吸収するのが物理的、概念スキーマの変更を吸収するのが論理的。またデータ独立性はデータの重複が無いことを指す言葉ではない。
データ独立性と関連する用語
データ独立性が出た過去問
データベースの3層スキーマ構造に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:外部スキーマは、データの利用者からの見方を表現する。
要点:3層スキーマは外部=利用者視点、概念=論理、内部=物理
ANSI/SPARCの3層スキーマでは、外部スキーマが個々の利用者やアプリケーションから見たデータの見え方を、概念スキーマがデータ全体の論理的な構造と関連を、内部スキーマが記憶装置上の物理的な格納方法を表します。この分離によって、物理的な変更が利用者側に影響しないというデータ独立性が得られます。概念と内部の役割を入れ替えた記述が典型的なひっかけです。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問26(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。