デルファイ法とは?
デルファイ法とは、複数の専門家に対しアンケートを匿名で複数回実施し、他の回答者の意見を踏まえて再回答させることを繰り返し、集団としての意見を収束させていく予測・合意形成の手法。技術予測や需要予測のほか、プロジェクトのリスク特定や見積りの技法としても使われる。
応用情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2017年度〜2023年度)。
でるふぁいほう
デルファイ法の意味
複数の専門家に対しアンケートを匿名で複数回実施し、他の回答者の意見を踏まえて再回答させることを繰り返し、集団としての意見を収束させていく予測・合意形成の手法。技術予測や需要予測のほか、プロジェクトのリスク特定や見積りの技法としても使われる。
デルファイ法の具体例
将来の技術動向について複数の専門家に匿名で予測時期を回答してもらい、その集計結果を各専門家に提示して再度回答させることを数回繰り返し、予測の精度を高める。新技術導入のリスクを洗い出す場面でも、有識者への匿名アンケートと回答分布のフィードバックを数回繰り返して意見を収束させる。
デルファイ法は試験でどう引っ掛けられる?
対面で議論するブレーンストーミングと異なり、匿名かつ複数回のフィードバックによって声の大きい人への同調圧力や意見の偏りを避け、個人の判断の独立性を保ったまま合意形成を図る点が特徴。
デルファイ法と関連する用語
デルファイ法が出た過去問
プロジェクトのリスクマネジメントにおける、リスクの特定に使用する技法の一つであるデルファイ法の説明はどれか。
正解:複数の専門家から得られた見解を要約して再配布し、再度見解を求めることを何度か繰り返して収束させる。
要点:デルファイ法は匿名の専門家意見を反復して収束させる
デルファイ法は、複数の専門家に匿名で意見を求め、集まった見解を要約して各人へ戻し、再度回答を求める手続を繰り返す技法である。他者の意見を踏まえつつ、声の大きい参加者に引きずられることなく見解を収束させられる点が特徴である。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問54(IPA)予測手法の一つであるデルファイ法の説明はどれか。
正解:複数の専門家へのアンケートの繰返しによる回答の収束によって将来を予測する。
要点:デルファイ法は専門家アンケートの繰返しで予測を収束させる
デルファイ法は、多数の専門家に匿名でアンケートを行い、集計結果を回答者へ示した上で再度回答を求める、という手続を繰り返す予測手法である。回答が次第に収束していくことで、集団としての見通しを得る。声の大きい人に引きずられにくい点が特徴である。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問74(IPA)他の技法では答えが得られにくい,未来予測のような問題に多く用いられ,(1)~(3)の手順に従って行われる予測技法はどれか。 (1)複数の専門家を回答者として選定…
正解:デルファイ法
要点:デルファイ法は専門家への反復質問で予測を収束させる
デルファイ法は、複数の専門家に匿名で質問し、集約した回答結果をフィードバックして再度回答してもらう手続を繰り返すことで、意見を収束させる予測技法である。技術予測など前例のない事象の予測に用いられる。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問69(IPA)現在の動向から未来を予測したり、システム分析に使用したりする手法であり、専門的知識や経験を有する複数の人にアンケート調査を行い、その結果を互いに参照した上で調査…
正解:デルファイ法
要点:デルファイ法は専門家への繰返し調査で意見を収束させる
デルファイ法は、多数の専門家に匿名でアンケートを行い、集計結果を全員に示したうえで再度回答を求めることを繰り返して、意見を収束させる予測手法である。対面の議論と違い、声の大きい人に引きずられにくく、定量的な統計データがない領域の将来予測に向く。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)現在の動向から未来を予測したり、システム分析に使用したりする手法であり、専門的知識や経験を有する複数の人にアンケート調査を行い、その結果を互いに参照した上で調査…
正解:デルファイ法
要点:デルファイ法は専門家アンケートの繰返しで意見を収束させる
デルファイ法は、複数の専門家に匿名でアンケートを行い、集計結果を回答者に示したうえで同じ質問を繰り返す手法である。他者の意見を参考に回答を修正できるため、声の大きい人に引きずられずに意見が収束していく。技術予測などに使われる。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。