ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)とは?
ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)とは、主系拠点が被災したときに業務を引き継ぐ代替拠点。常時稼働で即時切替できるホット、機器を用意し起動が必要なウォーム、場所と回線だけのコールドに分かれる。復旧の速さと維持費が正比例するため、目標復旧時間に見合う水準を選ぶ判断が問われる。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています。
でぃざすたりかばりさいと
ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)の意味
主系拠点が被災したときに業務を引き継ぐ代替拠点。常時稼働で即時切替できるホット、機器を用意し起動が必要なウォーム、場所と回線だけのコールドに分かれる。復旧の速さと維持費が正比例するため、目標復旧時間に見合う水準を選ぶ判断が問われる。
ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)の具体例
決済系は停止が許されないため、遠隔地にホットスタンバイを置き、データを同期複製して数分で切り替える。一方、社内の申請系は復旧に3日かけてよいので、クラウドにバックアップだけ置き、被災後に環境を構築するコールド構成として費用を抑える。
ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)は試験でどう引っ掛けられる?
「ホットにすれば安心」と考えるのは誤り。同期複製は距離が延びるほど性能が落ち、同一震災圏に置けば共倒れになる。復旧地点目標を満たすかどうかは複製方式(同期・非同期)で決まり、拠点の温度区分だけでは決まらない。
ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)と関連する用語
ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)が出た過去問
8Tバイトの磁気ディスク装置6台を、予備ディスク(ホットスペアディスク)1台込みのRAID5構成にした場合、実効データ容量は何Tバイトになるか。
正解:32
要点:RAID5の実効容量は(参加台数-1)×容量。予備は除く
予備ディスク(ホットスペア)は通常時はデータを持たず、故障時の交換用として待機するため、実効容量には算入しない。したがってRAID5を構成するのは6台のうち5台である。RAID5は1台分の容量をパリティに使うので、実効容量は(5-1)×8=32Tバイトとなる。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問11(IPA)ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発生して待機系に切り替わる契機として、最も適切な例はどれか。
正解:現用系から待機系へ定期的に送信され、現用系が動作中であることを示すメッセージが途切れたとき
要点:ホットスタンバイはハートビート途絶を契機に自動切替え
ホットスタンバイでは待機系が常に起動した状態で待ち、現用系の生存を監視している。この監視には、現用系が一定間隔で送る稼働中を示す信号(ハートビート)が広く使われ、これが途絶えたことをもって障害と判断し自動的に切り替える。人手の操作を待たずに短時間で切り替えられる点がホットスタンバイの利点である。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。