グリーン購入とは?ぐりーんこうにゅう
グリーン購入とは、製品やサービスを調達する際に、価格や品質だけでなく環境負荷の小ささを判断基準に組み込み、負荷の小さいものを優先して選ぶ取組。グリーン購入法により国等の機関には調達方針の作成と実績の公表が義務づけられ、企業では環境経営の代表的な施策として扱われる。
最終更新:2026-10-06
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環境対策は長く「排出した側が事後に処理する」問題として扱われ、規制の対象も製造工程が中心だった。しかし買う側が最安値だけで選び続ける限り、環境配慮のためにコストをかけた製品は市場で不利になり、供給側に改善の動機が生まれない。グリーン購入は、調達基準を変えることで需要側から供給側を動かす発想で、公共調達を先に義務化して市場の規模を作る形をとっている。
具体例
PC更改の調達基準に、国際エネルギースタープログラム適合、エコマークまたはPCグリーンラベルの取得、再生プラスチックの使用率といった条件を明記し、満たす機種の中から価格と性能で選ぶ。基準を仕様書に書くことで、評価が担当者の裁量に流れない。
試験での引っ掛け
CSRの施策のうちどの観点かを取り違えないこと。株主への経営状況の開示はコーポレートガバナンス、倫理ヘルプラインの設置はコンプライアンス、被災地でのボランティア支援は社会貢献であり、環境の観点に当たるのがグリーン購入である。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 応用情報技術者試験 午前 問65(IPA)
次に示すグリーン購入基本原則の"製品・サービスのライフサイクルの考慮"に該当する購入例はどれか。 〔グリーン購入基本原則〕 1.必要性の考慮:購入する前に必要性…
正解:環境や人の健康に悪影響を与えるような物質の使用や排出が削減されており、リユースやリサイクルが可能な製品を選定する。
要点:ライフサイクル考慮は採取から廃棄までの環境負荷で選ぶ
ライフサイクルの考慮とは、資源の採取から製造・使用・廃棄に至る全段階の環境負荷を見て購入判断をすることである。有害物質の使用や排出が少なく、リユース・リサイクルが可能な製品を選ぶことは、製造から廃棄後までの負荷を下げる行動であり、この原則に当たる。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問65(IPA)
国や地方公共団体が、環境への配慮を積極的に行っていると評価されている製品・サービスを選んでいる。この取組を何というか。
正解:グリーン購入
要点:グリーン購入は環境負荷の小さい製品を優先して調達する
グリーン購入は、製品やサービスを調達する際に、必要性を十分に考えた上で環境負荷のより小さいものを優先して選ぶ取組である。国や地方公共団体などにはグリーン購入法により、環境物品等を優先的に調達する義務が課されている。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。