キャッシュレス決済(電子マネー・コード決済)とは?きゃっしゅれすけっさい
キャッシュレス決済(電子マネー・コード決済)とは、利用者・加盟店・決済事業者の三者で債権債務を付け替えることにより、現金の受渡しなしに支払を成立させる仕組み。事業者が与信を負う後払い(クレジットカード)、口座から即時に引き落とす即時払い(デビットカード)、価値を先に積む前払い(電子マネー)に分かれ、適用される法律もこの区分で変わる。
最終更新:2026-10-06
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現金だけで商いをしていた時代は、釣銭の準備、レジ締めの現金合わせ、売上金の運搬という手間が店側に固定的にかかり、深夜営業や無人店舗ほど現金管理の負担と盗難リスクが重かった。カード決済は専用端末の設置費が壁になり小規模店には届かない。スマートフォンのカメラと画面を端末代わりに使うコード決済は、この設置コストの制約を外すために広がった。
具体例
加盟店の側から見ると、クレジットカードは手数料率が高い代わりに与信と未回収リスクを事業者が負う。コード決済は店頭に掲示するMPM方式なら読取端末が要らず導入費がほぼかからない。総務省と経済産業省が旗を振ったJPQRは、この掲示コードの様式を事業者横断でそろえたものである。
試験での引っ掛け
資金決済法の規律が及ぶのは前払式支払手段で、未使用残高の供託義務があり原則として払い戻せない。一方クレジットカードは与信を伴うため割賦販売法の側で規律されるという、法律の当たり先の違いが問われる。カード情報の非保持化(PCI DSS)は決済手段の分類とは別軸の論点なので、選択肢で混ぜられても引きずられない。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)解説で登場
クラウドソーシングの説明はどれか。
正解:発注者がインターネット上で発注対象の業務内容や発注条件を告知し、受注者を募集する。
要点:クラウドソーシングは不特定多数へ業務を委託する仕組み
クラウドソーシングは、企業や個人が不特定多数に向けてインターネット上で業務内容と条件を提示し、受注者を募って仕事を委託する仕組みです。crowd(群衆)にsourcing(外部委託)を組み合わせた語で、資金を募るクラウドファンディングとは似た名前でも目的が異なります。電子マネーやネットオークションとも区別が必要です。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問79(IPA)解説で登場
資金決済法における暗号資産に関する記述として,適切なものはどれか。
正解:暗号資産は,不特定の者に対して使用でき,電子的に記録され,移転できるものであり,法定通貨又は法定通貨建ての資産ではないが,法定通貨と相互に交換できる。
要点:暗号資産は不特定の者に使え、法定通貨と相互交換できる電子的記録
資金決済法における暗号資産は、不特定の者に対する代価の弁済に使え、電子的に記録・移転でき、法定通貨や法定通貨建て資産ではないが法定通貨と相互に交換できるもの、と定義されている。特定の加盟店でしか使えない前払式支払手段や電子マネーとは、この「不特定の者に対して使える」点で区別される。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 3. e-ビジネス > (1) EC(Electronic Commerce:電子商取引)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。