回収期間法(投資回収期間)とは?
回収期間法(投資回収期間)とは、投資額を、その投資から得られる毎年の利益(またはキャッシュフロー)で何年かけて取り戻せるかを見る評価方法。回収期間=投資額÷年間利益で求め、あらかじめ決めた期間内に回収できるかで採否を判断する。逆に回収期間を先に決める場合は、最低限必要な年間利益=投資額÷回収期間となる。計算が簡単で直感的に伝わる反面、回収後に生む利益や貨幣の時間価値(利率)を考慮しない点が弱点で、正味現在価値法や内部収益率法と併用される。
ITストラテジスト試験の過去問では1回出題されています。
かいしゅうきかんほう
回収期間法(投資回収期間)の意味
投資額を、その投資から得られる毎年の利益(またはキャッシュフロー)で何年かけて取り戻せるかを見る評価方法。回収期間=投資額÷年間利益で求め、あらかじめ決めた期間内に回収できるかで採否を判断する。逆に回収期間を先に決める場合は、最低限必要な年間利益=投資額÷回収期間となる。計算が簡単で直感的に伝わる反面、回収後に生む利益や貨幣の時間価値(利率)を考慮しない点が弱点で、正味現在価値法や内部収益率法と併用される。
回収期間法(投資回収期間)の具体例
投資額90万円で耐用年数3年の機器aは、90÷3=年30万円の利益があれば回収できる。投資額300万円で耐用年数5年の機器bは、300÷5=年60万円が必要になる。したがってbはaの2倍の年間利益を上げなければならない。
回収期間法(投資回収期間)は試験でどう引っ掛けられる?
投資額の比(300÷90=約3.3倍)だけを見て答えを選ぶ誤りが定番で、回収期間で割ってから比べる必要がある。回収期間が短いほど有利という原則も、回収後の収益性までは測っていないことと合わせて押さえる。
回収期間法(投資回収期間)と関連する用語
回収期間法(投資回収期間)が出た過去問
IT投資案件において,投資効果をPBP(Pay Back Period)で評価する。投資額が500のとき,期待できるキャッシュインの四つのシナリオa~dのうち,…
正解:d
要点:PBPは投資額を回収するまでの期間が短いほど有利と評価する
PBP(回収期間法)は、累計のキャッシュインが投資額に達するまでの期間で評価し、期間が短いほど良いと判断する。投資額500に対し、シナリオdは1年目300・2年目200で累計がちょうど2年で500に達し、最も早く回収できる。bは3年目、aとcは4年目までかかる。
出典:平成28年度 秋期 ITストラテジスト試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。