バックアップ(フルバックアップ・差分・増分)とは?ばっくあっぷ
バックアップ(フルバックアップ・差分・増分)とは、データの消失に備えて複製を保管する運用と、その取り方の三分類。毎回すべてを複製するのがフル、直近のフル以降に変わった分をまとめて複製するのが差分、直前のバックアップ以降に変わった分だけを複製するのが増分で、取得の軽さと復旧の手間が方式ごとに逆へ振れる。
最終更新:2026-10-06
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全量を毎日複製できれば話は単純だが、データ量が増えると取得の時間が業務時間に食い込み、保管の費用も膨らむ。そこで変化した分だけを複製する方式が生まれたが、今度は戻すときの手順が増えるという副作用が出る。どこまで戻せればよいか、いつまでに戻す必要があるか、という目標を先に決めて方式を選ぶ順序が要点になる。
具体例
週末に全量、平日は増分という組合せなら取得の負担は最も軽いが、水曜の障害では全量に月曜からの増分を順に当てる必要がある。差分にすれば全量と最新の一本で済む。クラウドの保管領域を段階的に安い階層へ移す設定と組み合わせ、費用と復旧時間のつり合いで決める。
試験での引っ掛け
取得が軽い方式ほど復旧が重くなるという向きを取り違えやすい。差分からの復旧はフルと最新の差分の二本で済み、増分からの復旧は途中のすべてを順に適用する必要がある。取っているだけで復旧の演習をしていなければ、いざというときに戻せない点も実務では致命的である。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問23(IPA)解説で登場
国税関係帳簿を磁気媒体で保存する場合,法律で規定されているものはどれか。
正解:あらかじめ所轄の税務署長の承認を受けることが必要となる。
要点:帳簿の電磁的記録による保存は電子帳簿保存法の要件に従う
国税関係帳簿を紙ではなく磁気媒体などで保存するには、電子帳簿保存法に基づく取扱いが必要となる。出題時点の同法では、保存を開始する前に所轄税務署長の承認を受けることが要件とされていた(この事前承認制はその後の改正で廃止されている)。媒体の性能指定や紙・マイクロフィルムでのバックアップ保存は法律上の要件ではない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。