デジタル署名とは?
デジタル署名とは、送信者が自分の秘密鍵でメッセージのハッシュ値を暗号化して付し、受信者が公開鍵で検証する仕組み。改ざんの検知と否認防止を実現する。監査では電子承認や電子契約の記録が証拠として通用するかを、署名の検証可否と鍵の管理状況から確かめる観点で問われる。
ITストラテジスト試験の過去問では1回出題されています。
でじたるしょめい
デジタル署名の意味
送信者が自分の秘密鍵でメッセージのハッシュ値を暗号化して付し、受信者が公開鍵で検証する仕組み。改ざんの検知と否認防止を実現する。監査では電子承認や電子契約の記録が証拠として通用するかを、署名の検証可否と鍵の管理状況から確かめる観点で問われる。
デジタル署名の具体例
電子稟議システムの承認記録を検証する場面。承認者の秘密鍵がICカードに格納され本人以外が持ち出せないこと、署名時刻が時刻認証局から取得されていること、検証結果のログが保存期間の五年分残っていることを実機で確かめ、承認記録の証明力を評価する。
デジタル署名は試験でどう引っ掛けられる?
暗号化と役割が逆である点を取り違えやすい。署名は秘密鍵で施し公開鍵で検証するため、通信内容の機密性は一切得られない。また署名が有効でも、署名者がその取引を承認する権限を持つかは別に権限管理の側で確かめる必要がある。
デジタル署名と関連する用語
デジタル署名が出た過去問
送信者Aは、署名生成鍵Xを使って文書ファイルのデジタル署名を生成した。送信者Aから、文書ファイルとその文書ファイルのデジタル署名を受信者Bが受信したとき、受信者…
正解:文書ファイルが改ざんされていないこと、及びデジタル署名が署名生成鍵Xによって生成されたことを確認できる。
要点:デジタル署名で確認できるのは改ざんの有無と署名者の真正性
受信者は署名検証鍵Yでデジタル署名を検証することで、署名が対となる署名生成鍵Xで作られたこと(送信者の真正性)と、文書が署名後に改ざんされていないこと(完全性)を確認できる。ただし検証は成否が分かるだけで、どこがどう改ざんされたかまでは特定できない。
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。