システムテスト・運用テストとは?
システムテスト・運用テストとは、システムテストは結合テスト後のシステム全体を対象に、開発側が要件(機能・非機能要件)を満たすか検証する。運用テスト(受入テスト)は利用者・発注者側が主体となり、実際の業務で使えるかを最終確認する。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2022年度)。
しすてむてすと・うんようてすと
システムテスト・運用テストの意味
システムテストは結合テスト後のシステム全体を対象に、開発側が要件(機能・非機能要件)を満たすか検証する。運用テスト(受入テスト)は利用者・発注者側が主体となり、実際の業務で使えるかを最終確認する。
システムテスト・運用テストの具体例
システムテストで性能要件(応答時間)を測定し、運用テストで発注者担当者が実際の業務手順で操作して問題がないか確認する。
システムテスト・運用テストは試験でどう引っ掛けられる?
実施する主体で区別する。開発側が要件を満たすか確認するのがシステムテストで、性能・負荷など非機能の確認もここに含まれる。利用者・発注者が実業務で使えるかを確かめるのが運用(受入)テストで、V字では要件定義に対応する。
システムテスト・運用テストと関連する用語
システムテスト・運用テストが出た過去問
システムの移行テストを実施する主要な目的はどれか。
正解:確実性や効率性の観点で、既存システムから新システムへの切替え手順や切替えに伴う問題点を確認する。
要点:移行テストは切替え手順の確実性と問題点を確認する
移行テストは、稼働中の既存システムから新システムへ切り替える一連の手順が、限られた時間内に確実かつ効率的に完了できるかを検証するものである。データ移行の手順や所要時間、切戻し手順、業務停止時間の見積りなどを実際に試し、問題点を本番前に洗い出す。機能の網羅性を確認するのはシステムテスト、性能を確認するのは性能テストであり、目的が異なる。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問41(IPA)システムテストの監査におけるチェックポイントのうち、最も適切なものはどれか。
正解:例外ケースや異常ケースを想定したテストが行われていること
要点:システムテストは異常系まで網羅されているかを確認する
システムテストでは、正常系だけでなく例外や異常が起きたときにシステムが適切に振る舞うかを確かめる必要がある。監査人は、例外・異常ケースを想定したテストケースが用意され実施されているかを確認する。テスト計画は開発側と利用者側の双方の承認を得るべきであり、本番環境でのテスト実施は事故につながるため不適切である。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問37(IPA)システムの利用部門の利用者と情報システム部門の運用者が合同で、システムの運用テストを実施する。利用者が優先して確認すべき事項はどれか。
正解:システムが決められた業務手順どおりに稼働すること
要点:利用者は業務手順どおりに動くかを最優先で確認する
運用テストでは、利用部門と情報システム部門で確認すべき観点が分かれる。利用者は業務の担い手として、システムが実際の業務手順どおりに使えて業務要件を満たすかを優先して確認する。ジョブの運用手順どおりの稼働は運用者、性能要件やプログラム仕様の充足は主に開発・運用側の確認事項となる。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問40(IPA)システムテストの監査におけるチェックポイントのうち、最も適切なものはどれか。
正解:テストケースが網羅的に想定されていること
要点:システムテスト監査の要はテストケースの網羅性
システムテストの監査では、テストが目的に照らして十分な範囲を覆っているかが最大の着眼点となる。正常系だけでなく異常系や境界値を含むテストケースが網羅的に設計されていれば、本番稼働後の欠陥の見逃しを減らせる。承認や実施の体制については、利用者側と開発側の双方が関与することが望ましく、片方だけに閉じているのは適切ではない。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問35(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。