JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)とは?
JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)とは、ソフトウェアのライフサイクルにおける各プロセスの目的とアクティビティ・タスクを定めた規格。合意プロセス、組織のプロジェクトイネーブリングプロセス、テクニカルマネジメントプロセス、テクニカルプロセスといったプロセスグループで構成される。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2022年度)。
じすえっくすぜろいちろくぜろ
JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)の意味
ソフトウェアのライフサイクルにおける各プロセスの目的とアクティビティ・タスクを定めた規格。合意プロセス、組織のプロジェクトイネーブリングプロセス、テクニカルマネジメントプロセス、テクニカルプロセスといったプロセスグループで構成される。
JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)の具体例
「開発者は、ソフトウェア結合のための暫定的なテスト要求事項とスケジュールを定義し文書化する」といったタスクが、ソフトウェア結合プロセスの中に規定されている。
JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)は試験でどう引っ掛けられる?
JIS番号の取り違えが定番。プロジェクトマネジメントの規格はJIS Q 21500、システムライフサイクルはJIS X 0170(ISO/IEC 15288)、ソフトウェアライフサイクルがこのJIS X 0160(ISO/IEC 12207)。また共通フレームはこの規格を日本の商習慣向けに補完した「ガイド」であって、規格そのものではない。
JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)が出た過去問
システム開発で行うテストについて,テスト要求事項を定義するアクティビティと対応するテストの組合せのうち,適切なものはどれか。
正解:システム方式設計:システム結合テスト / ソフトウェア方式設計:ソフトウェア結合テスト / ソフトウェア詳細設計:ソフトウェアユニットテスト
要点:V字モデルでは設計と同じ粒度のテストが対応する
共通フレームでは、各設計アクティビティでその粒度に対応するテストの要求事項を定義します。システム方式設計にはシステム結合テスト、ソフトウェア方式設計にはソフトウェア結合テスト、ソフトウェア詳細設計にはソフトウェアユニットテストが対応し、V字モデルの左右が対称に対応します。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)JIS X 0160:2021 (ソフトウェアライフサイクルプロセス) によれば、ライフサイクルモデルの目的及び成果を達成するために、ライフサイクルプロセスを修…
正解:修整 (Tailoring)
要点:規格のプロセスを対象に合わせて変更するのが修整
修整(テーラリング)とは、規格が示すライフサイクルプロセスをそのまま適用するのではなく、対象システムの規模や特性、契約条件に合わせてプロセスを削除・追加・変更することをいう。規格は多様なプロジェクトに適用できるよう包括的に書かれているため、実務では修整を通じて必要なプロセスだけを選び、目的と成果の達成に必要な形へ整える。修整の判断根拠は記録して合意しておくことが求められる。
出典:令和4年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。