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ARPキャッシュとは?あーるぴーきゃっしゅ

ARPキャッシュとは、解決済みのIPアドレスとMACアドレスの対応を、端末が一定時間だけ保持する表。毎回ARP要求を出す無駄を省けるが、エントリには保持時間があり、期限が切れると再び解決処理が走る。応答の正当性を検証しない仕組みのため、偽の応答で内容を書き換えられるという弱点を併せ持つ。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

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背景

ARPは、同じセグメントへ問いかけて返ってきた答えをそのまま信じる設計で、認証も署名も無い。一つのLANの中は信用できるという前提が置けた時代の仕様である。その前提が崩れた現在、このキャッシュは中間者攻撃の足場になる。支援士でARPキャッシュが出るのは、性能の話ではなくこの改ざんの話としてである。

具体例

攻撃者が既定ゲートウェイのIPアドレスに対して自分のMACアドレスを返し続けると、同一セグメントの端末は通信を攻撃者へ送るようになる(ARPスプーフィング)。対策として、スイッチでDHCPスヌーピングと連動したダイナミックARPインスペクションを有効にし、正しい対応と合わない応答を落とす。

試験での引っ掛け

端末が持つARPキャッシュの保持時間と、スイッチが持つMACアドレステーブルの保持時間は別物で、値も一般に異なる。後者が先に消えるとフレームがフラッディングされ、盗聴の機会を作る。また冗長機器の切替時にGARPでキャッシュを更新させる正常な運用と、攻撃としてのARPスプーフィングはパケットの形が同じで、機械的には区別できない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2023年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 端末が持つARPキャッシュの保持時間と、スイッチが持つMACアドレステーブルの保持時間は別物で、値も一般に異なる。