仮想化とは?
仮想化とは、1台の物理サーバ上でハイパバイザが複数の仮想マシンを動かし、CPUやメモリを論理的に分割・集約する技術。資源の利用効率を高め、構成の複製や移行を容易にする。DBサーバでは資源の割当てと性能の見積りが論点になる。
システムアーキテクト試験の過去問では2回出題されています(2024年度〜2025年度)。
かそうか
仮想化の意味
1台の物理サーバ上でハイパバイザが複数の仮想マシンを動かし、CPUやメモリを論理的に分割・集約する技術。資源の利用効率を高め、構成の複製や移行を容易にする。DBサーバでは資源の割当てと性能の見積りが論点になる。
仮想化の具体例
開発・検証用のDBを1台の物理機に5面同居させ、テンプレートから数分で環境を複製する。本番は他の仮想マシンの負荷に影響されないよう、CPUとメモリを固定割当てにし、ディスクも専用ボリュームを与える。
仮想化は試験でどう引っ掛けられる?
物理資源を超えて割り当てるオーバコミットができるため、合計が実資源を超えた状態で高負荷が重なると性能が急落する(ノイジネイバー)。仮想化しても物理資源の総量は増えない点を見落としやすい。
仮想化と関連する用語
仮想化が出た過去問
ストレージ仮想化技術のシンプロビジョニングに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:アプリケーションに対して、物理ストレージの容量を実際よりも大きく見せかけること
要点:実容量以上に見せ書込み分だけ割り当てるのがシンプロビジョニング
シンプロビジョニングは、実際に用意した物理容量より大きな容量を仮想的に割り当てたように見せ、書き込まれた分だけ物理領域を消費させていく技術である。将来を見込んだ余裕分をあらかじめ確保せずに済むため、ディスクの使用効率が高まり、初期投資も抑えられる。
出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問22(IPA)コンテナ型仮想化におけるオーケストレーションの説明として,適切なものはどれか。
正解:処理の順序を制御するプログラムからのリクエストによってサービスを実行し,実行結果をレスポンスとして,制御するプログラムに返して処理を継続させる。
要点:中央の制御プログラムが各サービスを統括するのがオーケストレーション
オーケストレーションは、全体の流れを司る制御プログラムが中心に立ち、各サービスやコンテナを順序立てて呼び出し、その実行結果を受け取って次の処理へ進める統括の方式である。中央に指揮者がいる形になるため流れの把握や制御がしやすく、各構成要素が自律的に反応し合うコレオグラフィと対比される。
出典:令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。