テスト技法(ホワイトボックス・ブラックボックス)とは?てすとぎほう
テスト技法(ホワイトボックス・ブラックボックス)とは、テストケースを何に着目して設計するかによる二分法。プログラムの内部構造、すなわち分岐や処理経路をたどって網羅性を確かめるのがホワイトボックステスト、内部を見ずに仕様上の入力と出力の対応だけからケースを起こすのがブラックボックステストである。
最終更新:2026-10-06
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内部だけを見ていると、仕様そのものを取り違えた誤りは永久に見つからない。逆に仕様だけを見ていると、書かれていない例外処理や到達しない経路が検証されずに残る。見る場所が違う二つを組み合わせて初めて、抜けの少ない検証になる。工程ごとにどちらを主に置くかを決めるのは、テスト計画で最初に合意すべき事項になる。
具体例
ブラックボックス側では、合否判定の境目にあたる値を重点的に試す限界値分析、同じ結果になる入力をまとめて代表値だけ試す同値分割、条件の組合せを表に起こすデシジョンテーブルを使う。ホワイトボックス側では、すべての分岐を最低1回通す網羅率を測って不足の経路を洗い出す。
試験での引っ掛け
技法の所属を入れ替えた出題が定番で、同値分割・限界値分析・デシジョンテーブル・原因結果グラフはブラックボックス側、命令網羅・判定網羅・条件網羅はホワイトボックス側である。判定網羅を満たしても条件網羅を満たすとは限らず、その逆も成り立たない点も押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問25(IPA)解説で登場
脆弱性検査手法の一つであるファジングはどれか。
正解:ソフトウェアの、データの入出力に注目し、問題を引き起こしそうなデータを大量に多様なパターンで入力して挙動を観察し、脆弱性を見つける。
要点:ファジングは異常な入力を大量に与え挙動から脆弱性を探す
ファジングは、想定外の値や極端に長い値などを含む大量かつ多様なデータをソフトウェアに入力し、異常終了や予期しない挙動が起きないかを観察して未知の脆弱性を見つける検査手法である。ソースコードを見ずに外部からの入出力に着目するブラックボックス的な手法であり、既知の脆弱性の適用状況を確認する検査とは目的が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。