システム化構想とは?
システム化構想とは、経営戦略や業務上の課題を出発点に、「そもそもどんなシステムで何を実現するか」を大づかみに描く最初の工程。対象業務の範囲、期待する効果、おおよその規模と時期、実現方式の候補を挙げ、投資として着手する価値があるかを経営層が判断できる材料にする。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
しすてむかこうそう
システム化構想の意味
経営戦略や業務上の課題を出発点に、「そもそもどんなシステムで何を実現するか」を大づかみに描く最初の工程。対象業務の範囲、期待する効果、おおよその規模と時期、実現方式の候補を挙げ、投資として着手する価値があるかを経営層が判断できる材料にする。
システム化構想の具体例
受注から出荷までの納期遅延が慢性化している製造業で、原因を業務全体から探り「受注・在庫・生産指示を1つの基盤に統合する」という構想をまとめる。効果は納期遵守率90%への改善、規模は3年・数億円と幅を持たせて示し、詳細は次工程に委ねる。
システム化構想は試験でどう引っ掛けられる?
個々のシステムの実現方式や機能を決める工程と取り違えやすい。構想は「経営課題からシステムの姿を描く」段階で、実現方式や体制・費用を具体化するのはその次の計画工程。順序を逆にした選択肢が誤り。
システム化構想と関連する用語
システム化構想が出た過去問
ある企業が、AIなどの情報技術を利用した自動応答システムを導入して、コールセンタにおける顧客対応を無人化しようとしている。この企業が、システム化構想の立案プロセ…
正解:AIなどの情報技術の動向を調査し、顧客対応における省力化と品質向上など、競争優位を生み出すための情報技術の利用方法について分析する。
要点:構想立案では技術動向と競争優位への効果を分析する
システム化構想の立案は、経営戦略や事業目標を踏まえて「何のためにシステム化するのか」という全体構想を描く最上流の工程である。新技術の動向を調査し、それが自社の競争優位にどうつながるかを分析するのはこの段階の活動に当たる。具体的なシステム要件や方式設計はそれ以降の工程となる。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。