サイバー保険とは?
サイバー保険とは、情報漏えいやサイバー攻撃による被害で生じる費用を補償する保険。被害者への損害賠償のほか、原因調査、通知や問合せ窓口の設置、システム復旧、弁護士費用などが対象になる。リスクを他者へ移す代表的な手段で、自社では負いきれない規模の損害に備える位置付けとなる。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2022年度〜2024年度)。
さいばーほけん
サイバー保険の意味
情報漏えいやサイバー攻撃による被害で生じる費用を補償する保険。被害者への損害賠償のほか、原因調査、通知や問合せ窓口の設置、システム復旧、弁護士費用などが対象になる。リスクを他者へ移す代表的な手段で、自社では負いきれない規模の損害に備える位置付けとなる。
サイバー保険の具体例
ランサムウェアで受注システムが止まり、復旧のための調査会社の費用と、取引先への通知・お詫び対応の費用が発生したとする。加入していれば、これらの実費や休業による損失の一部が補償され、資金繰りへの打撃を抑えられる。
サイバー保険は試験でどう引っ掛けられる?
補償には免責事項や上限額があり、更新プログラムを長期間放置していたなど管理不備が原因の場合は支払われないことがある。加入は日々の管理を省く理由にはならない点が問われやすい。
サイバー保険と関連する用語
サイバー保険が出た過去問
情報セキュリティのリスクマネジメントにおけるリスク対応を,リスク回避,リスク共有,リスク低減及びリスク保有の四つに分類するとき,情報漏えい発生時の損害に備えてサ…
正解:リスク共有
要点:保険加入はリスク共有(移転)に分類される
保険への加入は、損害が発生したときの経済的な負担を保険会社に肩代わりしてもらう対応なので、リスクを他者と分け合うリスク共有(リスク移転)に分類されます。リスクそのものが起こりにくくなるわけではない点が低減との違いです。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問76(IPA)情報セキュリティのリスクマネジメントにおけるリスクへの対応を、リスク共有、リスク回避、リスク保有及びリスク低減の四つに分類するとき、リスク共有の例として、適切な…
正解:情報漏えいによって発生する損害賠償や事故処理の損失補填のために、サイバー保険に加入する。
要点:リスク共有は保険などで損失を他者と分担する対応
リスク共有(リスク移転)は、リスクが顕在化したときの損失の一部または全部を、保険や契約によって他者と分担する対応です。サイバー保険への加入は、損害賠償や事故処理の費用負担を保険会社と分け合うため、これに該当します。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問64(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。