UPS(無停電電源装置)とは?
UPS(無停電電源装置)とは、停電などで商用電源の供給が途絶えた際に、内蔵バッテリーから一時的に電力を供給し続ける装置。サーバなどを安全にシャットダウンするための時間を確保する目的で設置される。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2022年度)。
ゆーぴーえす
UPS(無停電電源装置)の意味
停電などで商用電源の供給が途絶えた際に、内蔵バッテリーから一時的に電力を供給し続ける装置。サーバなどを安全にシャットダウンするための時間を確保する目的で設置される。
UPS(無停電電源装置)の具体例
停電が発生した際、UPSが数分間の電力供給を続けている間にサーバが自動的にデータを保存して正常にシャットダウンする運用は、データ破損を防ぐための一般的な対策。
UPS(無停電電源装置)は試験でどう引っ掛けられる?
目的は停電中も業務を続けることではなく、安全にシャットダウンする、または自家発電装置へ切り替えるまでの数分〜数十分をつなぐこと。長時間の電力確保は自家発電装置の役割で、両者を混同しない。瞬断や電圧変動を吸収する役目もあり、雷サージから機器を守る避雷器とも機能が別である。
UPS(無停電電源装置)と関連する用語
UPS(無停電電源装置)が出た過去問
データセンタなどで採用されているサーバ、ネットワーク機器に対する直流給電の利点として、適切なものはどれか。
正解:交流から直流への変換、直流から交流への変換で生じる電力損失を低減できる。
要点:直流給電は交直変換の回数を減らし電力損失を抑える
通常の給電では受電した交流を各機器の電源装置で直流に変換し、無停電電源装置の内部でも直流と交流の変換を繰り返している。変換のたびに熱として電力が失われるため、はじめから直流で配電すれば変換回数を減らし損失を抑えられる。データセンタのように機器が密集する環境では、この省電力効果と発熱低減の効果が大きい。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問23(IPA)UPSの導入によって期待できる情報セキュリティ対策としての効果はどれか。
正解:電源の瞬断に起因するデータの破損を防ぐ。
要点:UPSは瞬断による異常終了とデータ破損を防ぐ
UPSは無停電電源装置で、内蔵の電池により停電や瞬間的な電圧低下が起きても電力の供給を続ける。これにより、書込み途中の異常終了によるデータの破損を防ぎ、安全に処理を終えてから停止させられる。可用性と完全性を守る物理的な対策であり、通信の暗号化や改ざん検知とは目的が異なる。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問33(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。