ファジングとは?
ファジングとは、極端に長い文字列や想定外の記号など、規格から外れたデータを大量に自動生成してソフトウェアへ入力し、異常終了や想定外の応答が起きないかを観測して未知の脆弱性を洗い出す検査手法。設計書ではなく実際の挙動から欠陥を探す。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2022年度)。
ふぁじんぐ
ファジングの意味
極端に長い文字列や想定外の記号など、規格から外れたデータを大量に自動生成してソフトウェアへ入力し、異常終了や想定外の応答が起きないかを観測して未知の脆弱性を洗い出す検査手法。設計書ではなく実際の挙動から欠陥を探す。
ファジングの具体例
通信機器の受信処理に対し、長さフィールドと実データの長さが食い違うパケットや、制御文字を混ぜたパケットを何十万通りも送り込む。途中で機器が再起動したりメモリ使用量が跳ね上がったりした入力を記録し、その条件を手掛かりに原因箇所を調べる。
ファジングは試験でどう引っ掛けられる?
ファジングが見つけるのは「異常が起きる入力」であって、脆弱性の原因そのものではない。原因特定は別途必要になる。既知の脆弱性リストと照合するだけの脆弱性診断とは目的が異なる点も問われる。
ファジングと関連する用語
ファジングが出た過去問
ファジングで得られるセキュリティ上の効果はどれか。
正解:ソフトウェアの脆弱性を検出できる。
要点:ファジングは想定外データの大量入力で脆弱性を検出する
ファジングは、極端に長い文字列や想定外の値など多様なデータをソフトウェアへ大量に入力し、異常終了や例外の発生を観測することで欠陥を見つける手法である。設計書やソースコードが無くても実施でき、開発者が想定しなかった入力に起因する脆弱性の発見に効果がある。ただし発見までが役割で、修正は行わない。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問45(IPA)ファジングに該当するものはどれか。
正解:ソフトウェアに、問題を引き起こしそうな多様なデータを入力し、挙動を監視して、脆弱性を見つけ出す。
要点:ファジングは想定外データを大量入力して脆弱性を探す
ファジングは、極端に長い文字列や境界を超える数値など、問題を起こしそうな多様なデータをソフトウェアへ大量に入力し、異常終了や予期しない挙動が起きないかを観測して脆弱性を探す手法である。ソースコードが手元になくても実施でき、開発者が想定しなかった入力に起因する欠陥の発見に有効である。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問34(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。