セキュリティバイデザインとは?せきゅりてぃばいでざいん
セキュリティバイデザインとは、企画・設計の段階からセキュリティを組み込んでおく考え方。稼働してから対策を足すのではなく、要件定義でリスクを洗い出し、設計・実装・テストの各工程で作り込みと確認を行う。手戻りが小さく済むため、結果として全体の費用も抑えられる点が問われる。
最終更新:2026-10-09
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作り終えてから安全性を確かめる進め方だと、見つかった問題の原因が構造そのものにある場合、設計まで戻ってやり直すことになる。工程が進むほど修正の影響範囲は広がり、稼働直前に見つかれば公開の延期にも直結する。ならば最初から安全側に設計しておこうという発想が、上流工程への前倒しとして整理された。FEでは情報セキュリティの目的と考え方の節で、多層防御などと並べて出る。
具体例
IPAは「セキュリティ・バイ・デザイン導入指南書」を公開し、企画段階で扱う情報の重要度を決め、それに応じた対策を要件として書き出す進め方を示している。新しいサービスなら、集める個人情報の範囲と保存期間を先に決め、暗号化と権限の分け方を設計へ織り込み、脆弱性診断をテスト計画に組み込んでおく。
試験での引っ掛け
開発の最後にセキュリティテストを手厚くすること、という意味ではない。前倒しで作り込む点が本質で、テストの強化だけでは条件を満たさない。設計時に初期設定を安全側へ寄せるセキュリティバイデフォルトや、個人情報の取扱いを設計へ織り込むプライバシーバイデザインと並べて出題されるので、対象の違いで区別する。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問42(IPA)
セキュリティバイデザインの説明はどれか。
正解:システムの企画・設計段階からセキュリティを確保する方策のことである。
要点:セキュリティバイデザインは企画・設計段階から作り込む
セキュリティバイデザインは、システムの企画・設計という上流の段階からセキュリティを組み込む考え方である。完成後に対策を後付けするより、脆弱性の作り込みを防ぎ、手戻りや対策費用を抑えられる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (1) 情報セキュリティの目的と考え方に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。