クライアントサーバシステムとは?
クライアントサーバシステムとは、処理を依頼する側の端末(クライアント)と、データや機能を提供する側のコンピュータ(サーバ)に役割を分ける構成。データがサーバに集まるため、守るべき場所を絞り込みやすい一方、サーバが停止したり侵入されたりすると影響が全社に及ぶという特徴を押さえておく。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
くらいあんとさーばしすてむ
クライアントサーバシステムの意味
処理を依頼する側の端末(クライアント)と、データや機能を提供する側のコンピュータ(サーバ)に役割を分ける構成。データがサーバに集まるため、守るべき場所を絞り込みやすい一方、サーバが停止したり侵入されたりすると影響が全社に及ぶという特徴を押さえておく。
クライアントサーバシステムの具体例
営業部が顧客情報を各自のパソコンの表計算ファイルで管理していたため、顧客管理サーバに集約した。以後、退職者のアカウントを停止するだけで顧客情報への到達を止められるようになり、誰がいつ閲覧したかもサーバ側のログで追えるようになった。
クライアントサーバシステムは試験でどう引っ掛けられる?
「集約すれば安全になる」と言い切るのは誤り。集約は管理を容易にする一方、侵害時の被害を1か所に集中させる。可用性の確保とバックアップ、権限設計を併せて検討する必要がある。
クライアントサーバシステムと関連する用語
クライアントサーバシステムが出た過去問
3層クライアントサーバシステム構成で実現したWebシステムの特徴として,適切なものはどれか。
正解:業務処理はサーバ側で実行し,クライアントソフトはHTMLの記述に従って,その結果を画面に表示する。
要点:3層Webは処理をサーバ側に集約し、端末は表示のみ
3層構成はプレゼンテーション層・ファンクション(アプリケーション)層・データ層に分ける方式で、Webシステムでは業務処理をサーバ側のアプリケーション層で実行し、クライアントはブラウザでHTMLを解釈して結果を表示するだけになる。クライアントに業務処理を置かないため、配布や更新の手間が小さいのが利点である。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問13(IPA)クライアントサーバシステムにおいて、利用頻度が高い命令群をあらかじめサーバ上のDBMSに格納しておくことによって、クライアントサーバ間のネットワーク負荷を軽減す…
正解:ストアドプロシージャ
要点:ストアドプロシージャは処理をDB側に置き通信量を減らす
ストアドプロシージャは、一連のSQL文と手続き的な処理をあらかじめコンパイルしてDBMS側に登録しておく仕組みである。クライアントは手続き名と引数を送るだけで済むので、SQL文を毎回送る場合に比べてネットワーク上を流れるデータ量が減り、負荷が軽くなる。サーバ側で実行計画が再利用される分、性能面でも有利になる。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問26(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。