ビューとストアドプロシージャとは?びゅーとすとあどぷろしーじゃ
ビューは、SELECT文の結果を1つの表のように扱えるようにした仮想の表で、実データは持たず参照のたびに元表から組み立てられる。ストアドプロシージャは、複数のSQLと制御構造をひとまとまりの手続きとしてデータベース側へ登録し、名前で呼び出せるようにしたもの。ビューは見せ方を、プロシージャは処理の置き場を制御する。
最終更新:2026-10-06
エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →背景
表定義は正規化と性能の都合で決まるので、使う側が欲しい形とはたいてい一致しない。かといって用途ごとに表定義を変えれば、既存の参照がまとめて壊れる。ビューは、元表をそのままにして用途ごとの見え方を後付けするための層で、列を隠して権限を絞る用途にも使える。プロシージャと並べて覚えるのは、どちらも「利用者に表を直接触らせない」ための道具だからである。
具体例
機器から届く生ログの表は、機番・受信時刻・センサID・生カウント値のまま持っておく。運用部門には、これを物理量へ換算して直近30日ぶんを機番ごとに集計したビューとして見せれば、校正係数を変えたときもビュー定義を直すだけで済む。一方、日次の集約と古い行の退避はプロシージャにまとめ、スケジューラから1回呼ぶ形にする。
試験での引っ掛け
「ビューを作れば検索が速くなる」は誤り。ビューは実データを持たず参照のたびに元表から作り直されるからで、結果を実体として保持するのはマテリアライズドビューのほうである。更新にも制限があり、結合・集約・DISTINCTを含むビューへの更新は原則できない。プロシージャは呼ばれて初めて動く点が、挿入や更新を契機に自動起動するトリガとの分かれ目になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。