資源有効利用促進法・RoHS指令とは?
資源有効利用促進法・RoHS指令とは、製品の3R(リデュース・リユース・リサイクル)を事業者に求める国内法と、電気電子機器への鉛・水銀・カドミウムなど特定有害物質の使用を制限するEU指令。IT機器の設計・調達・廃棄の各段階に、法令由来の制約として効いてくる。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2025年度)。
しげんゆうこうりようそくしんほうろーずしれい
資源有効利用促進法・RoHS指令の意味
製品の3R(リデュース・リユース・リサイクル)を事業者に求める国内法と、電気電子機器への鉛・水銀・カドミウムなど特定有害物質の使用を制限するEU指令。IT機器の設計・調達・廃棄の各段階に、法令由来の制約として効いてくる。
資源有効利用促進法・RoHS指令の具体例
PCメーカーはPCリサイクルマークを付けた製品の自主回収を行い、企業は廃棄時に産業廃棄物としてマニフェストで処理を追跡する。EU向け製品を設計する際は、はんだや部品の含有物質を調達段階で証明書により確認する。
資源有効利用促進法・RoHS指令は試験でどう引っ掛けられる?
RoHSは物質の使用制限、WEEEは回収・リサイクルの義務と役割が異なる。また廃棄時は環境法令だけでなく、記憶装置のデータ消去という情報セキュリティ上の義務も同時に果たす必要がある。
資源有効利用促進法・RoHS指令と関連する用語
資源有効利用促進法・RoHS指令が出た過去問
リサイクル法に基づく規制に準拠した使用済PCの回収・再資源化に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:家庭から廃棄される際に、PCリサイクルマーク付きのPCは、メーカや輸入販売業者の責任で回収・再資源化する。
要点:PCリサイクルマーク付きはメーカ責任で回収・再資源化
資源有効利用促進法に基づく家庭系パソコンの回収では、PCリサイクルマークが付いた製品は購入時に再資源化費用が含まれており、メーカや輸入販売業者が自らの責任で回収・再資源化します。ディスプレイも対象に含まれ、自作機やメーカが存在しない製品は指定の窓口が引き取る仕組みが用意されています。事業系のパソコンもメーカによる回収の対象です。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問64(IPA)欧州へ電子部品を輸出するには、RoHS指令への対応が必要である。このRoHS指令の目的として、適切なものはどれか。
正解:電気電子製品の生産から処分までの全ての段階で、有害物質が環境及び人の健康に及ぼす危険を最小化する。
要点:RoHS指令は電気電子機器の特定有害物質の使用を制限
RoHS指令は、電気・電子機器に含まれる鉛、水銀、カドミウム、六価クロムなどの特定有害物質の使用を制限するEUの規則である。製品が使われている間だけでなく、製造から廃棄・処理に至る全段階で有害物質が環境や人体に及ぼす危険を減らすことを目的としている。適合しない製品はEU域内で販売できない。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問80(IPA)欧州へ電子部品を輸出するには,RoHS指令への対応が必要である。このRoHS指令の目的として,適切なものはどれか。
正解:電気電子製品の生産から処分までの全ての段階で,有害物質が環境及び人の健康に及ぼす危険を最小化する。
要点:RoHS指令は電気電子機器の特定有害物質の使用を制限するEU規制
RoHS指令は、電気電子機器における特定有害物質の使用を制限するEUの規制で、鉛・水銀・カドミウムなどの含有を基準値以下に抑えることを求める。狙いは、製品の製造から廃棄に至る全段階で有害物質が環境と人の健康に及ぼすリスクを最小にすることである。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問80(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。