意図ロックとは?
意図ロックとは、下位の粒度にロックを掛けることを上位の粒度に予告しておくロック。上位側は下位を全部調べなくても両立性を判定できる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
いとロック
意図ロックの意味
下位の粒度にロックを掛けることを上位の粒度に予告しておくロック。上位側は下位を全部調べなくても両立性を判定できる。
意図ロックの具体例
行に専有ロックを掛ける前に、表へ意図専有ロック(IX)を掛けておく。
意図ロックは試験でどう引っ掛けられる?
意図ロックは予告であって実際のロックではないので、表へのIXどうしは両立する(別々の行を更新する2つのトランザクションは表レベルでは衝突しない)。一方、表へのIXと表全体へのSは両立しない。「専有と名が付くから排他」と早合点しないこと。
意図ロックと関連する用語
意図ロックが出た過去問
RDBMSのロックに関する記述のうち、適切なものはどれか。ここで、X, Yはトランザクションとする。
正解:XがA表内の特定行aに対して共有ロックを獲得しているときは、YはA表に対して専有ロックを獲得することができない。
要点:ロックは粒度が違っても、範囲が重なれば共有と専有は競合する
表の一部の行に共有ロックが掛かっている状態で、別のトランザクションが表全体に専有ロックを掛けられてしまうと、その行を書き換えられてしまい矛盾します。そのため、行ロックと表ロックの整合を取る意図ロックの仕組みにより、表全体への専有ロックは獲得できません。粒度の違うロックどうしも競合しうる点が要点です。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問28(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。