回線利用率とは?
回線利用率とは、単位時間あたりに回線へ流れたデータ量を、その回線の伝送容量で割った割合。設備の余裕度を表す指標で、容量増強の判断根拠になる。利用率が高いほど待ち時間が急激に伸びる非線形の性質があるため、上限いっぱいまで使い切る設計はしないのが原則。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
かいせんりようりつ
回線利用率の意味
単位時間あたりに回線へ流れたデータ量を、その回線の伝送容量で割った割合。設備の余裕度を表す指標で、容量増強の判断根拠になる。利用率が高いほど待ち時間が急激に伸びる非線形の性質があるため、上限いっぱいまで使い切る設計はしないのが原則。
回線利用率の具体例
1Gビット/秒の回線に平均400Mビット/秒が流れていれば利用率は40%。監視では5分平均が50%を超えたら増強検討、といった閾値を置く。ピーク時のバースト分を見込み、平常時は40〜50%程度に抑える設計が一般的である。
回線利用率は試験でどう引っ掛けられる?
平均利用率が低くても瞬間的なバーストでバッファがあふれ、パケット破棄が起きることがある。平均値だけを見て「余裕がある」と判断するのは誤りで、ピーク値と分布も併せて評価する必要がある。
回線利用率と関連する用語
回線利用率が出た過去問
通信回線を使用したデータ伝送システムにM/M/1の待ち行列モデルを適用すると、平均回線待ち時間、平均伝送時間、回線利用率の関係は、次の式で表すことができる。 平…
正解:0.5
要点:M/M/1では利用率0.5を超えると待ち時間が処理時間を上回る
与式より、平均回線待ち時間が平均伝送時間を上回る条件は、係数である 回線利用率÷(1-回線利用率) が1を超えることです。ρ/(1-ρ)>1 を解くとρ>0.5 となります。M/M/1では利用率が5割を超えたあたりから待ち時間が急激に伸び始めます。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。