十分かつ適切な監査証拠とは?
十分かつ適切な監査証拠とは、「十分」は証拠の量、「適切」は証拠の質を指し、質は監査要点への適合性(関連性)と証明力(信頼性)で評価される。監査人はこの両面を満たす証拠を集めて初めて合理的な結論を導ける。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2019年度〜2025年度)。
じゅうぶんかつてきせつなかんさしょうこ
十分かつ適切な監査証拠の意味
「十分」は証拠の量、「適切」は証拠の質を指し、質は監査要点への適合性(関連性)と証明力(信頼性)で評価される。監査人はこの両面を満たす証拠を集めて初めて合理的な結論を導ける。
十分かつ適切な監査証拠の具体例
承認統制の有効性について、規程(整備状況の証拠)だけでなく実際の承認証跡を一定件数(運用状況の証拠)確かめることで、量と質の双方を満たす。
十分かつ適切な監査証拠は試験でどう引っ掛けられる?
件数を増やせば「適切」になるわけではない。監査要点に合わない証拠をいくら集めても質は満たされない。
十分かつ適切な監査証拠と関連する用語
十分かつ適切な監査証拠が出た過去問
システム監査における“監査手続”として、最も適切なものはどれか。
正解:監査項目について、十分かつ適切な証拠を入手するための手順
要点:監査手続は十分かつ適切な監査証拠を入手するための手順
監査手続とは、監査人が監査目的に照らして意見を裏付けるための、十分かつ適切な監査証拠を入手する具体的な手順のことである。チェックリストによる質問、文書の閲覧、現場の視察、データの再実行などが監査手続にあたる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問58(IPA)システム監査における“監査手続”として、最も適切なものはどれか。
正解:監査項目について、十分かつ適切な証拠を入手するための手順
要点:監査手続は十分かつ適切な監査証拠を集めるための手順
監査手続とは、監査人が監査項目について結論を裏付けるだけの十分かつ適切な監査証拠を入手するための具体的な手続です。ヒアリング、閲覧、突合、再実施などの技法を、監査対象に応じて組み立てます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問59(IPA)システム監査における"監査手続"として,最も適切なものはどれか。
正解:監査項目について,十分かつ適切な証拠を入手するための手続
要点:監査手続は十分かつ適切な監査証拠を入手するための具体的手順
監査手続とは、監査項目について結論を裏付けるだけの十分かつ適切な監査証拠を集めるための、具体的な手順のことである。点検法・質問法・突合法・テストデータ法などを、監査項目に応じて組み合わせて実施する。監査計画の立案や報告書の作成は、監査手続そのものではなく前後の工程にあたる。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。