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十分かつ適切な監査証拠とは?じゅうぶんかつてきせつなかんさしょうこ

十分かつ適切な監査証拠とは、システム監査人が結論を裏付けるために入手すべき証拠の要件で、「十分」は量、「適切」は質を指す。質は監査要点との関連性と、入手経路や作成者から見た証明力(信頼性)で評価され、両方を満たして初めて合理的な結論を導ける。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では3問の解説で触れられています(2019年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

監査の結論は、監査人の心証ではなく第三者が追跡できる根拠に支えられていなければならない。とはいえ全件を確かめる時間も費用もなく、実務は試査で一部を抜き出して全体を推し量る。「十分かつ適切」は、限られた資源のもとで結論の妥当性をどう担保するかという要請への答えであり、入手した証拠を監査調書に残して後から検証できる形にするところまでが一続きになっている。

具体例

承認統制の有効性を確かめるなら、規程やマニュアル(整備状況の証拠)だけで終えず、実際の承認証跡を一定件数抽出して確認する(運用状況の証拠)。同じ内容でも、被監査部門が作成した集計表より、監査人がシステムから直接取得したアクセスログのほうが証明力は高い。

試験での引っ掛け

件数を増やせば「適切」になるわけではない——監査要点に合わない証拠はいくら集めても質を満たさず、逆に証明力の高い証拠1件だけでは量として不十分になる。整備状況の確認だけで運用状況まで結論づける、被監査部門の作成資料を監査人が直接入手した証拠より優先する、といった当てはめの誤りも定番。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 3問の解説で触れられる(2019年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 件数を増やせば「適切」になるわけではない——監査要点に合わない証拠はいくら集めても質を満たさず、逆に証明力の高い証拠1件だけでは量として不十分になる。